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スバル、水平対向エンジンが発売50周年。1966年「スバル1000」に初搭載

累計生産台数は1600万台

2016年5月10日 発表

スバル1000に搭載した(EA52型)水平対向4気筒OHV 1.0リッターエンジン

 スバル(富士重工業)は、同社の水平対向エンジンが1966年5月14日に発売した小型乗用車「スバル1000」への初搭載以来、発売50周年を迎えると発表した。

 同社の水平対向エンジンはスバル車のコアテクノロジーとして採用し続けてきたもので、50年に渡り改良を重ねてきた。現在は、スバルが生産する全ての車両が水平対向エンジンを搭載しており、その累計生産台数は1600万台にのぼる。

 水平対向エンジンは、ピストンが左右に向き合う形で配置され、対向するピストンが互いに慣性力を打ち消し合うため、低振動で回転バランスに優れ、高回転域まで滑らかに吹き上がるフィーリングを得ることができるとともに、エンジン全高が低く、車体の低重心化にも貢献しており、高い走行安定性やハンドリング性能にも寄与するとしている。

(FB25型)水平対向エンジン

(編集部:椿山和雄)