パイオニアの新型サイバーナビを体験できる「カロッツェリア エクスペリエンス 2016」、ベルサール秋葉原で開催中

　パイオニアは5月10日、新型サイバーナビの発表に合わせ、実機を体験できるユーザー向けのイベント「カロッツェリア エクスペリエンス 2016」を開催した。

　会場となったベルサール秋葉原 B1ホール（東京都千代田区）には、発表されたばかりの実機が単体で並べられているだけでなく、実車に装着したモデルも用意。加えて開発者による説明を受けられたり、疑問点を直接聞くことができたりと、サイバーナビはもちろんカーナビに興味があるユーザーにはまたとない機会となっている。

　18時30分の開場を前にB1ホール入口には多くのユーザーが訪れ、直前には80名あまりが長い列を形成。新サイバーナビへの期待度の高さがうかがえる状況に。開場と同時にデモ機や実車は人だかりができることになった。

お土産あり

開場前に多くのファンが列を作った

入場は無料

中身はサンシェードやカタログなど

開場直後は多くの来場者で大混雑に

　今回、会場に用意されたデモカーは、10V型ワイド画面の車種専用メインユニット装着車がトヨタ自動車「ヴォクシー」「ヴェルファイア」、本田技研工業「ステップワゴン」の3台。そのほか7V型200mmワイドメインユニット装着車のトヨタ「86」、8V型ラージサイズメインユニット装着車のダイハツ工業「ムーヴ」に加え、同社デモカーのイメージリーダー的存在となっているアウディ「R8」の姿も。

　解説員の方に話を聞いたところ、来場者はサイバーナビユーザーの割合が多く、興味の中心はスクロールやルート探索の速さといった操作性関連だったとのこと。今回展示されていた実機は開発中のモデルということで市販品レベルではなく、またデモカーでは電源の関係で静電式タッチパネルが不安定とのことだったが、昨年モデルを購入したというユーザーからは「もうちょっと待てばよかった」なんて声が聞かれるほどだった。最終的な来場者は322名とのこと。

開発担当者によるプレゼンは大盛況

会場には多くの実機が並ぶ

7V型ワイド2DINタイプの「AVIC-CW900-M」。末尾の「-M」付はマルチドライブアシストユニットなどが付くモデル

スピーカー付の展示

ドライブサポート機能を実現するマルチドライブアシストユニット

スマートコマンダーは赤外線からBluetoothに。形状自体は変わらないがLEDイルミネーションが追加となっている

Bluetooth接続したスマホによるコントロールも可能。ナビコントロール画面

Bluetooth接続したスマホによるコントロールも可能。オーディオコントロール画面

Bluetooth接続したスマホによるコントロールも可能。リアエンターテインメントコントロール画面

7V型2DINタイプの「AVIC-CZ900」

8V型2DINタイプの「AVIC-CL900」。ディスプレイの解像度はワイドXGAになる

背面

発売予定のオリジナルグッズも展示されていた

開発者と直接コミュニケーションが図れる

閉場間際になっても来場者は途切れなかった

「サイバーナビに触ると指先に電流が流れる」的なデモ

トヨタ「アルファード」のデモカー

トヨタ「ヴォクシー」のデモカー

ホンダ「ステップワゴン」のデモカー

ダイハツ「ムーヴ」のデモカー

トヨタ「86」のデモカー

今後の開催予定

　初日の会場となったベルサール秋葉原 B1ホールでは、5月11日にも引き続きイベントを実施する。開催時間は18時30分から21時まで。また、名古屋や大阪などでも下記のスケジュールで開催される。いち早くサイバーナビの実機に触れたいなら、出かけてみてはいかがだろうか。