パイオニア、新ユーザーインターフェース採用のカロッツェリア「サイバーナビ」発表

パイオニア、従来比3倍の処理能力を備えたカロッツェリア「サイバーナビ」を発表（写真はAVIC-CL900）

　パイオニアは5月10日、カロッツェリア「サイバーナビ」の新商品として「AVIC-CL900」「AVIC-CW900」「AVIC-CZ900」など3モデル6機種、10V型ワイド画面の車種専用メインユニット6モデル12機種を6月より順次発売すると発表した。価格はオープンプライスで店頭予想価格は15万～40万円前後。

　新商品は従来比3倍以上の処理能力を備えるなど、ハードウェアだけでなく、ユーザーインターフェースやナビ能力、AV能力、ドライブサポート能力まですべてを一新。

AVIC-CW900

AVIC-CZ900

車種専用メインユニット

オプション

　新ユーザーインターフェースで車内での操作性を追求するとともに、ドライバーが運転中でも簡単に操作できる専用の「スマートコマンダー」を同梱。後部座席の同乗者がスマートフォンを使って本機を操作できる「リアスマートコマンダーアプリ」に対応した。

　また、ネットワークと連携してさまざまな交通状況の変化や天気情報など最新の情報をドライバーへ通知する「ライブインフォ」や、長年蓄積されたプローブデータを活用して最適なルートを探索する「スーパールート探索」、場所や時間帯に応じたチャンネルをレコメンドする機能が新たに追加された音楽ストリーミング機能「ミュージッククルーズチャンネル」などの先進機能を搭載。各種効果音などの制作は、Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅの楽曲プロデュースなどを手掛ける音楽プロデューサー 中田ヤスタカ氏（CAPSULE）が担当した。

　新商品に採用された新開発の「マルチドライブアシストユニット（MAユニット）」は、高度な画像認識技術を用いた先進安全支援機能や、車両の異常を知らせる「ライブカーセキュリティ」などの多彩な機能で、ドライブ中から駐車中までカーライフ全般をサポートする。

　そのほか、トヨタ自動車の「アルファード」「ヴェルファイア」「ノア」「ヴォクシー」「エスクァイア」、本田技研工業の「ステップワゴン」専用として、新たに車種専用の10V型メインユニットをラインアップに追加している。

　なお、「サイバーナビ」新モデルを体験できる“カロッツェリア エクスペリエンス2016”が、5月10日18時30分からベルサール秋葉原（B1ホール）で開催される東京会場（5月11日も開催）を皮切りに、5月16日に名古屋（Zepp 名古屋）、5月19日に大阪（梅田スカイビル）、5月22日に仙台（夢メッセみやぎ）、5月23日に広島（ANA クラウンプラザホテル広島）、5月26日に福岡（FFB HALL）の6会場で実施される。