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ダイハツ、「ウェイク」を一部改良して“スマートアシストII”を設定
「パワースライドドア予約ロック機能」を軽自動車初採用
(2016/5/17 19:39)
- 2016年5月17日 発売
- 135万円~184万1400円
ダイハツ工業は5月17日、スーパーハイトワゴンタイプの軽自動車「ウェイク」を一部改良して発売した。価格は135万円~184万1400円。
グレード | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
D | 直列3気筒DOHC 0.66リッター | CVT | 2WD(FF) | 1,350,000円 |
D“SA II” | 1,414,800円 | |||
L“SA II” | 1,555,200円 | |||
4WD | 1,679,400円 | |||
L“レジャーエディションSA II” | 2WD(FF) | 1,598,400円 | ||
4WD | 1,722,600円 | |||
Gターボ“SA II” | 直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ | 2WD(FF) | 1,674,000円 | |
4WD | 1,798,200円 | |||
Gターボ“レジャーエディションSA II” | 2WD(FF) | 1,717,200円 | ||
4WD | 1,841,400円 |
2014年11月の発売以来、初の変更となる今回の一部改良では、これまで採用してきたレーザーレーダーで車両前方の状態を検知する「スマートアシスト」に替え、レーザーレーダーに加えて単眼カメラ、ソナーセンサーの3種類を活用する「スマートアシストII」を採用。「衝突回避支援ブレーキ機能」の作動範囲が約4km/h~30km/hから約4km/h~50km/hに拡大し、「衝突警報機能」は歩行者検知も可能になり、新たに「車線逸脱警報機能」が追加されるなど機能が強化されている。このスマートアシストIIは、グレード名に「SA II」と入るモデルに標準装備している。
装備面ではパワースライドドアの装着に、軽自動車で初となる「パワースライドドア予約ロック機能」を採用。これにより、パワースライドドアのドアクローズ中に電子キーに用意されている施錠ボタンを押すと、ドアクローズ後のタイミングでドアが自動的に施錠されるようになる。また、リアシートの利便性を高める「リアパーソナルランプ」を全車で標準装備し、メーカーオプションのドライビングサポートパックに、登坂走行時や高速道路での合流加速などのときに、ボタン操作によってCVT制御を「パワーモード」に切り替える「Dアシスト」を追加した。
このほかに内外装のデザイン変更も行なわれ、外観では左右のヘッドライト間に設置されたフロントフードガーニッシュを新形状に変え、これまでシルバーに塗り分けていたフロント&リアバンパーガーニッシュをボディ同色に変更。フロントフォグランプを全車で標準装備(自然吸気エンジン車はマルチリフレクター、ターボエンジン車はLED)して質感を高めている。
インテリアでは色遣いを変更しており、オーディオパネルやカップホルダーをプレミアムシャインシルバー、インパネシフトやエアコン操作部を持つセンタークラスターをプレミアムシャインブラックにカラーリングして質感を向上させている。
ボディカラーには新色となる「フレッシュグリーンメタリック」「ミストブルーマイカメタリック」の2色を設定。ボディカラー9色に加えてホワイトルーフの2トーンカラーを5種類用意して、計14パターンの豊富なバリエーションを実現している。
これらに加え、ウェイクの特徴であるレジャー用途への対応力をさらに高めた新グレード「レジャーエディション」を追加。フロアやラゲッジスペースを樹脂製の防水設計として、泥汚れなどを気軽に水拭きできる「イージーケアフロア」を採用し、車内のユーティリティを高める「上下2段調節式デッキボード」「ユーティリティフック」「荷室床面フック」「固定ベルト」などを標準装備。
さらに車内で着替えたり夜間作業をするときなどに便利な「LEDフロントパーソナルランプ」「LEDリヤパーソナルランプ」「LEDラゲージルーム」「LEDバックドアランプ」を備え、インパネトレイの小物が走行中に移動しないようにする「マット付大型インパネトレイ(助手席)/マット付インパネセンタートレイ」なども装備している。