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ダイハツ、“軽最大の室内空間”を謳う新型軽自動車の技術概要を発表
「DECA DECA」をベースとし、全高1835mm、室内高1455mmで軽最大の室内空間を実現
（2014/9/29 16:31）
- 2014年9月29日発表
ダイハツ工業は9月29日、11月に正式発表予定の新型軽自動車の技術概要を発表した。
2013年の東京モーターショーで公開された、“スーパースペース”「DECA DECA（デカ デカ）」をベースに開発が進められているモデル。日常用途からレジャー用途まで幅広く使えることに主眼を置いており、軽最大の室内空間「ウルトラスペース」を備えるのが大きな特徴になっている。
詳細サイズは明かされていないが、全高は1835mm、室内高は1455mmと発表されており、同社のスーパーハイトワゴン「タント」の全高1750mm、室内高1365mmを優に超えるサイズを有した。
この高さアップに伴いサスペンションやボディー構造の見直しが図られ、高さを感じさせない操縦安定性や乗り心地を実現したという。具体的にはフロントアブソーバーロッドやリアアブソーバーのサイズアップなどによる高剛性化、ウレタンバンプスプリングの採用やスタビライザーの標準装備化、直進安定性を高める空力フィンをダイハツ車として初採用したことを挙げるとともに、ルーフパネルなどの板厚最適化や外板の樹脂化によって重心より上にある部品を軽量化し、タントと比べ全高が85mmアップしたにも関わらず、重心高は約10mmアップにとどめられているという。
また、室内では汚れを簡単にふき取ることが可能な撥水加工のフルファブリックシートや、一眼レフカメラやタブレットなどを収納可能な6.6Lの大型インパネトレイを備えたほか、ラゲッジスペースには350cc缶24本の箱を2つ積載可能な約90Lの大容量ラゲッジアンダートランクを設けたことなどが発表されている。
この新型軽自動車の技術概要について発表会も行われており、その模様は別途お送りしたい。
