写真で見るアウディA3 Sportback |
日本でも9月から販売が開始された新型アウディA3 Sportback。アウディのエントリーモデルであり、同社によれば“プレミアムコンパクトクラス”のパイオニアでもある。
フォルクスワーゲン・ゴルフとプラットフォームを同じくする車だが、内装や各部の仕上げ、遮音などに配慮し、ルーフ高を下げて相対的にワイド&ロングに見えるスタイリングを与えることで、“プレミアム感”のあるコンパクトカーとして、棲み分けている。
A3は初代モデルが1996年に、5ドアモデルが1999年に登場。2003年には3ドアが2代目にモデルチェンジ。2004年には5ドアモデルがフルモデルチェンジし、同時に「Sportback」の名前を与えられた。現在は3ドアモデルはなく、5ドアのSportbackのみラインナップされている。今回は2代目A3 5ドアモデルのマイナーチェンジということになる。
今回のマイナーチェンジにあたって、A3 Sportbackには「スタイリッシュeコンパクト」というコンセプトが与えられている。「e」はEnvironment(環境)、Ecology(エコロジー)、Efficiency(効率)を意味しており、全モデルで直噴ターボエンジンと、デュアルクラッチトランスミッションのSトロニックを採用して、環境性能と1クラス上の動力性能の両立を図ったことを表している。
日本に導入されるのは、1.4リッターターボエンジンに7速Sトロニックを組み合わせた「1.4TFSI」(299万円)、1.8リッターターボエンジンと7速Sトロニックの「1.8TFSI」(357万円)、2リッターターボエンジンと6速Sトロニックに4WDシステムを搭載した「2.0TFSI quattro」(439万円)の3モデル。1.8TFSIは遅れて導入されるため、ここでは1.4TFSIと2.0TFSI quattroを紹介する。
■1.4TFSI
「1.4TFSI」は、従来の「1.6 Attraction」に代わるエントリーモデル。1.4リッターエンジンにターボチャージャーを組み合わせ、125psの最高出力と200Nmの最大トルクを得ている。とくに最大トルクは1500回転~4000回転という幅広い領域で出しており、同社では「国産2リッターエンジンと同等のトルクを、より低回転域で得られる」としている。
試乗車は本革シート、オープンスカイルーフ、ナビゲーションシステムなどのオプションを装着している。
■2.0TFSI
「2.0TFSI quattro」は、3.2 quattroの廃止に伴ってA3 Sportbackのトップモデルとなった。同社のクアトロラインナップのエントリーモデルでもある。従来の2.0TFSIに4WDシステムを搭載したにもかかわらず、燃費は12.6km/Lから12.0km/Lへ、CO2排出量は190.2g/kmから196.6g/kmへの低下にとどまっている。
試乗車は大型リヤスポイラーなどで構成されるS-lineパッケージと、HDDカーナビ、マグネティックライドなどのオプションを装備している。マグネティックライドは、ショックアブソーバーのダンパーオイルに磁性体を入れ、ダンピング特性を変化させてロードホールディングなどを向上させるシステム。
S-lineパッケージは専用エンブレムや5スポークアルミホイール、大型リアスポイラー、スポーツシートなどで構成される | ||
2リッターターボエンジンと4WDシステムを搭載 | ||
ステアリングホイール裏にシフトパドルを備える | ||
リアシート中央は革装され、2名用に見えるが、3名分のヘッドレストとシートベルトを装備する。また、ラゲッジルームのトノカバーには、1.4TFSIにはないサンシェードスクリーンを備える |
■URL
アウディジャパン株式会社
http://www.audi.co.jp/
製品情報
http://www.audi.co.jp/audi/jp/jp2/new_cars/a3.html
【2008年09月25日】アウディ、「A3 スポーツバック」をマイナーチェンジ
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20080925_37805.html
(編集部:田中真一郎)
2008年10月24日