写真で見るスバル「デックス」

写真で見るスバル「デックス」
最上級グレードとなる1.3i-Sを紹介

11月13日発売

　11月13日に発売となったスバル（富士重工業）の新型コンパクトカー「デックス」。このデックスは、「1.3i」「1.3i-L」「1.3i-S」の3グレード構成で、それぞれに2WD（前輪駆動）、4WDが用意される。トヨタ自動車およびダイハツ工業との協業強化に伴って、ダイハツよりOEM供給を受ける製品となるが、外観は航空機の翼をモチーフとしたフロントグリルなど、スバル独自の装飾も施されている。

　ここではその3グレードの中から、最上級グレードとなる1.3i-Sを写真で紹介する。なお、デックスの詳細なグレード構成や価格などは関連記事を参照していただきたい。

■エクステリア
　デックスのエクステリアのポイントは、やはり四角いイメージを受けるそのデザイン。前面から見ると、全高1635mm、全幅1690mmという数値以上に四角さを感じる。ひときわ目に付くのが、スバルならではフロントグリルと六連星のエンブレム。六連星のエンブレムは前後に大型のものが取り付けられ、スバル車であることを強調しているかのようだ。



1.3i-Sでは、ヘッドランプのロービームがHIDタイプのものになる。フロントグリルも最近のスバル車の特徴でもある水平基調のもの。この水平基調のトーンはリアのデザインにも使われていて、シンプルなリアまわりを演出。ボディカラーはブラック・マイカメタリック

遠くからでも意外と目立つ「DEX（デックス）」のロゴ	六連星のリアエンブレムは大きく立体感のあるもの

■インテリアなど
　四角い車だけあって、室内長1940mm、室内高1330mmを確保。室内色は全グレードとも共通でブラックの1色のみ。シートの材質もすべてファブリック地となっている。


1.3i-SはMOMO製本革巻ステアリングホイールを装備。メーター類はセンターに配置される	全グレードともタコメーターを持つ2眼センターメーター。1.3iはアンバー、1.3i-Lと1.3i-Sはブルーのメーターで、1.3i-Lと1.3i-Sにはウェルカム照明とイルミネーションコントロールが付く	花粉除去タイプのフルオートエアコンは1.3i-Lと1.3i-Sに標準設定。引き出し式のカップホルダーも装備する

オーディオレス仕様も選択できるが、1.3i-Lと1.3i-Sはインストルメントパネルにもスピーカーが用意され、6スピーカーとなっている	内装はブラックで統一。フロントシートはベンチシートで、リアシートは一体型ながらスライド可能（2WD車は240mm、4WD車は220mm）

全グレードとも16cmのフロントスピーカーを持つが、1.3i-Lと1.3i-Sはブルーのイルミネーション機能が付く	リアシートは6:4分割可倒式。リクライニングも可能

エンジンは共通で1.3リッターのK3-VE型。10･15モード燃費は2WDモデルが16.4km/L、4WDモデルが15.2km/Lとなる	全グレードともキーレスでエンジン始動が可能。アクセスキーを携帯しての運転席ドアの解錠も可能で、イモビライザー機能も付く