写真で見る三菱「ギャラン フォルティス」「ギャラン フォルティス スポーツバック」


 8月19日にマイナーチェンジした三菱「ギャラン フォルティス」と「ギャラン フォルティス スポーツバック」。外観上の変更点は、「RALLIART」と「SPORT」グレードでサイドエアダムの形状が変更されたのみにとどまるが、1.8リッターエンジンにおいて、エンジンの摺動抵抗を低減。従来より「RVR」などでも使われている減速エネルギー回生システム(高効率発電制御)の採用などにより、1.8リッターモデルの2WD(FF)車で50%のエコカー減税に対応していたが、4WD車でも電動パワーステアリングを採用したことなどにより50%軽減に対応した。また、2.0リッターターボエンジンを搭載するRALLIARTグレードでも、点火プラグの変更やエンジン制御の最適化により燃費を向上。エコカー補助金に対応した。

 環境性能では、「SPORT」「SUPER EXCEED」グレード以外でもECOランプを装備し、ECOドライブをアシストする。また、メーターまわりではボトムグレードの「EXCEED」「TOURING」で、単色液晶メーターのデザインを変更している。

 安全性能では、滑りやすい路面でスリップを防いだり姿勢を安定させる「ASC(アクティブスタビリティコントロール)」が、すべてのグレードで標準装備となった。また、緊急ブレーキ時にブレーキアシストをする機能を備えるが、その判定システムをペダル踏力・踏込み速度感応型へと変更。これにより従来より的確に緊急ブレーキの判定ができ、安全性を向上させる。

 インテリアでは、CVT搭載モデルでシフトノブのデザインを変更。また、メーカーオプションのHDDカーナビ(MMCS)に地デジのフルセグチューナーを搭載したほか、USBやBlutooth接続した携帯電話やポータブルオーディオ機器をMMCS側からコントロールするリンクシステムも搭載した。同じくメーカーオプションとなるロックフォードフォズゲート プレミアムサウンドシステムにおいては、パワーアンプの出力を、合計650Wから710Wに出力アップしている。

ギャラン フォルティス

撮影車はギャラン フォルティスのSUPER EXCEEDで、ボディーカラーはクールシルバーメタリック
フロントフェイスは従来のまま、変更はないSUPER EXCEEDはドアアウターハンドルがメッキタイプとなる
ホイールは16インチテールランプ燃費をさらに向上した1.8リッターエンジン
木目調のパネルをあしらったインストルメントパネルステアリングにはクルーズコントロールやオーディオコントロールのスイッチが付くタコメーター付きのハイコントラストメーター。中央にはカラー表示のマルチインフォメーションディスプレイが付く
SUPER EXCEEDに標準装備のCDプレーヤーエアコン操作パネルは全グレードメッキリングシフトノブのデザインを変更
大型のフロアコンソール
スタビリティコントロールのスイッチなど運転席ドアのスイッチ類フロントシート
リアシート。アームレストにはドリンクホルダーが付くセダンボディーだが、6:4分割でシートバックを倒してトランクスルーが可能
トランクはボタンを押すことでオープンできるトランクトランクスルー状態

ギャラン フォルティス スポーツバック

5ドアハッチバックスタイルのギャラン フォルティス スポーツバック。撮影車はSPORTで、ボディーカラーはパッションオレンジパール。オプションでルーフスポイラーやHDDカーナビ(MMCS)、ロックフォードフォズゲートプレミアムサウンドシステムなどを装備する
精悍なフロントバンパー。SPORTではフォグランプも標準装備サイドエアダムは大型化され空力性能も向上
アルミホイールは18インチエンジンは1.8リッタータワーバーを装備する
インストルメントパネルクルーズコントロールやオーディオ操作スイッチの付いたステアリングマグネシウム合金製のパドルシフト。ステアリングではなく、ステアリングコラムに付く
タコメーター付きのハイコントラストメーター。マルチインフォメーションディスプレイにはさまざまな情報を表示。写真は平均燃費平均時速
走行可能距離整備の告知トリップメーター
フルセグチューナーを搭載したHDDカーナビ外部入力も持つエアコンの操作ダイヤルは全グレードメッキリング
AFS(アダプティブフロントライティングシステム)のスイッチフロアコンソール運転席ドアの操作スイッチ
フロントシートリクライニングとシートリフターが付く後席はセンターアームレストにドリンクホルダーが付く
ロックフォードフォズゲートプレミアムサウンドシステムのツイーターラゲッジルーム左側にはサブウーファーも装備する
トノカバーも付くトノカバーを外したところ6:4分割で可倒できる
後席を左右とも倒したところフロアを低くすることもできるラゲッジの下にはスペアタイヤを備える
後席シートバックはリアゲート側からも倒すことができる収納ボックスも用意

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http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo/

(瀬戸 学)
2010年 8月 26日