【夏休み特別企画】写真で“ちょっとだけ”見るシボレー「ソニック」


 「写真で“ちょっとだけ”見る」と題して、日本未発売の車両を3台お届けする。細かい部分の撮影は許されていないため、「ちょっとだけ」となるわけだが、雰囲気は味わえるものと思う。


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 GMの世界戦略車である「ソニック」は、2010年のデトロイト・モーターショーで「アヴェオ」のネーミングで発表された。その後、「ソニック」に改称されて米国で発売。日本にもこの秋に投入されることになった。

 4039×1735×1517mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2525mmのコンパクトカーで、米国では5ドアと4ドアセダンをラインアップする。エンジンは1.8リッターと1.4リッターターボの直列4気筒が用意され、前者には6速ATまたは5速MT、後者には6速MTが組み合わせられる。撮影した車両にはATが組み合わされていたが、日本にどんな仕様が導入されるのかは明らかになっていない。

 フォルムはオーソドックスなコンパクト5ドアだが、シボレーの2分割グリルを挟む丸目4灯のヘッドライト、前傾したキャラクターラインなど、エクステリアにはアグレッシブな雰囲気が漂う。

 インテリアに目を転じても、5角形のセンターコンソールやフローティングマウントされたバイク風の計器盤、シルバーの加飾が入ったステアリングホイールなど、スポーティーで若々しく仕上げられている。

 なお、ここで紹介する車両は日本に導入される仕様とは異なることをご了承いただきたい。

フィット、ヴィッツなどよりやや大きいボディーはオーソドックスな5ドア
シボレーの「ボウタイ」エンブレムと2分割グリルを挟む眼光鋭い丸目のヘッドライト
丸目4灯はテールランプでも繰り返されるリアドアのドアノブはウインドー後部のガーニッシュに隠され、クーペライクな雰囲気を作っている

 

ブラック基調の室内5角形をモチーフとしたセンターコンソール、ジェットエンジンを思わせるエアコンの吹出口など、インテリアもアグレッシブシルバーの加飾がバイクのハンドルバーを思わせるステアリングホイール
フローティングマウントされ、やはりバイクのような雰囲気の計器盤。歯車のようなタコメーターのグラフィックも面白い
リアシートは4:6の分割可倒式

 


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(編集部:田中真一郎/Photo:安田 剛)
2011年 8月 17日