【夏休み特別企画】写真で“ちょっとだけ”見るシボレー「ボルト」 |
「写真で“ちょっとだけ”見る」と題して、日本未発売の車両を3台お届けする。細かい部分の撮影は許されていないため、「ちょっとだけ」となるわけだが、雰囲気は味わえるものと思う。
■ ■ ■
ガソリンエンジンとモーターを搭載した「ボルト」を、GMは「E-REV」(エクステンデッド・レンジEV)、つまり「走行距離が伸びたEV」と称している。2008年に発表され、2010年末に米国で発売された。米国での価格は3万2780ドル(約250万円)からスタートする。
搭載される直列4気筒DOHC 1.4リッターエンジンは基本的に発電機を回すためのもので、推進力は主としてモーターが担う。が、高速走行時にはエンジンからの駆動力もタイヤに伝わるようになっている。
モーターの出力は111kW(149HP)。センタートンネルとリアアクスルに置かれたT字型のバッテリーはリチウムイオンで、電気のみの航続距離は約40~80km。ガソリンエンジンを併用すると約600kmに伸びる。充電に要する時間は240Vで4時間、120Vで10~12時間。
日本での発売は未定であり、ここで紹介する車両は日本仕様ではないことをご了承いただきたい。
リアシートはセンタートンネルに区切られた4シーター仕様。センタートンネル下にリチウムイオンバッテリーがある | ラゲッジスーペース。後席は前方へ倒れるようになっている | ラゲッジスペース下には12Vの補機類用バッテリーと、駆動用バッテリーの充電ケーブルがある |
■写真で見る バックナンバー
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo/
(編集部:田中真一郎/Photo:安田 剛)
2011年 8月 18日