【Android】Mileage
さらに洗練されて使いやすくなった人気のandroid給油アプリ!
Ver.2.2.6 / 無料 / Evan Charlton
[GALAXY S SC-02B(Android 2.2)で動作確認]

 

メイン画面

 カーライフに必要なアプリっていくつかあると思うのですが、その中でも極めて使用頻度の高いのが給油アプリ! 燃費やメンテナンス記録がつけられる、愛車のカルテ的なアプリですよね。

 よさげなものを4つほど使っていたのですが、今回はその中で一番使いやすかった「Mileage」をご紹介しちゃいます♪ デザインが新しくなって、ますます使いやすくなってますよ! ダウンロード数もかなり多いので、既に使われている方も多いよね! それでは諸々設定から見てみましょう!

 まずは愛車の登録から。メイン画面(給油入力時の画面)でメニューを表示させると、5つの項目が。その中の「Vehicles」タブをタップします。新規登録は、メニューを表示させて、「+ Add Vehicle」をタップすると、「Add Vehicle」(車両の登録画面)になって、車両の情報を入力できます。

 車両の登録画面では、「Year」(年式)、「Make」(メーカー)、「Model」(モデル)、「Title」(愛称)を入力。複数台登録する場合は「Make this Vehicle the default」にチェックを入れると、そのクルマがデフォルトになって、起動時にすぐにデータを入力できるようになります。

メニュー「+ Add Vehicle」をタップ車両の登録画面。クルマの名前や年式などを入力します
「Vehicles」画面。複数のクルマを登録できます。表示されているのは「Title」に入力した愛称Vehicles画面で名前を長押しすると「Operations」が表示されて、登録情報を変更したり、クルマを削除したりできます

 

「Settings」画面

 次に使用する単位を変更していきましょう。メイン画面でメニューを表示して、「Settings」をタップします。ここでは単位以外にも、次の7つの項目を設定できます。

Volume(給油単位)
 「Gallons」「Liters」「Imperoal Gallons」が選べます。日本だったら「Liters」ですね。

Distance(距離単位)
 「Miles」「Kilometers」が選べます。日本だったら「Kilometers」ですね。

Fuel Economy(燃費表示形式)
 燃費の表示のしかたを選びます。日本やアメリカのような「1リッター(またはガロン)でどのくらいの距離を走ったか」と、欧州式の「100km走るのにどのくらいの燃料を使ったか」を選べます。日本で一般的なのは「Km per litre」でしょう。

Date format(日付表示)
 いろいろな表示形式が選べますが、日本で一般的なのは「YYYY-MM-DD」(年/月/日)ですが、お好みで。私は「MM/DD/YYYY」(月/日/年)にしてみました。

Currency(通貨単位)
 日本で使うなら「\」を入力します。

Collect Location Data(位置情報)
 チェックを入れておくことで位置情報も記録されます。

Fill-up(給油時の表示)
 データを入力するときのフィールドを「Unit price, total valume」(単価=1リッターあたりの値段、給油量)、「Total cost, total volume」(合計額、給油量)、「Total cost, unit price」(合計額、単価)から選べます。これはお好みで。私は「Unit price, total valume」を選びました。

 それでは次に、給油時に行う入力を見ていきましょう! メイン画面上の「Fill-Up」タブより。メイン画面がそのまま入力画面ってことだね♪

 「Price per Litres」(単価)、「Litres of fuel」(給油量)、「Odometer」(オドメーター)「日付」(給油日)、「愛車選択」(複数台登録してあるなら、クルマを間違えないようにね)、「Comment」(コメント)をサササっと入力。慌ただしい給油時でも短時間でできちゃうのがいいよね! 満タン給油しなかった場合は「Tank was not filled to the top」にチェックを入れてね!

 そして、入力が終わったら「Save Fill-up」(保存)をタップ。これでデータが蓄積されていきます。

給油時の入力画面とある日の給油時の入力。コメントは入力しなくても構いません

 そして日々入力したデータは一覧で見ることができます。「History」タブをタップ! 分かりやすいのは燃費値がよい場合は緑、悪い場合は赤で表示されているところ。

 さらにさらに、もっと細かく入力情報を見ることができちゃうよ! 「Statistics」タブをタップすると履歴から算出された統計データを見られちゃうの! ここでは愛車にかかった燃料費のトータル金額や、燃費に関するデータも細かく把握することが可能です!

 Statisticsで表示される項目は「Distance Between Fill-Ups」(給油ごとの走行距離)、「Fuel Economy」(燃費詳細)、「Fuel Prices」(燃料単価)、「Fill-Up Costs」(燃料代の詳細)、「Fuel Amounts」(総給油量)、「Fuel Expenses」(総燃料代)、「Fill-Up Locations」(給油した場所)の7つで、それぞれに平均や最大/最小値などが表示されます。

「History」画面。給油記録が一覧で見られます。万が一、入力した数値が間違っていても、該当データを長押しすることで削除・編集できます「Statistics」画面

 

Charts画面

 また、入力したデータは「Charts」をタップでグラフ表示も可能。「Fuel Price」(燃料単価)、「Amount of Fuel」(給油量)、「Fill-up Cost」(燃料代)、「Distance Between Fill ups」(給油ごとの走行距離)、「Vihicle Odometer」(オドメーターの数値)、「Fuel Economy」(燃費)の6パターンのグラフが見られるわけだけど……もぅ、全てが一目瞭然!!

 単位のフォントが小さくって見辛いのが難点だけど、極端にグラフが変化してたら、その時の運転状況を思い返して、原因を追求することもできちゃうよね。特に燃費に関しては要チェック! 数値を参考に少しでもエコなドライブを心がけたいところ。

 給油アプリの私的な必須条件! それは給油関係以外にも整備記録がつけられること。「Mileage」はその条件もしっかり満たしていますよ♪

 メイン画面でメニューを表示し「Service Intervals」をタップ。さらにメニューを表示させ「+ Add Service Interval」にて入力できます。メンテナンス・サービス項目は全部で8つ。オイルやエアフィルターの交換など頻繁に行う項目が用意されています。

 嬉しいことにリマインダー機能も装備♪ 「Reminder Alarm」に次にアラームを鳴らすタイミング「Distance」(距離)か「Duration」(期間)を入力します。「Description」には「オイル交換」といったメモを記入しておいてね!


「Add Service Interval」画面。「Presets」でメンテナンス・サービス項目を選択して、「Interval Start」にオドメーターの数値、日付を入力します「Service Interval」画面。入力が完了すると一覧表示されます

 

「Import/Export」画面。ファイルの形式は、それぞれのアイコンをタップ!また、「Restore from latest backup」をタップでバックアップがとれます

 また、データのインポート/エクスポートも可能。メイン画面でメニューを表示し「Import/Export」をタップ。インポートもエクスポートも「SQLite DB」「SQL」「CSV」の3種類の形式でやりとりでき、バックアップもボタン1つで可能です。どれもSDカードを経由して行いますが、メールに添付して送ったりできれば、もっと便利になるよね!

 英語表記だけど全く問題なくスムーズに操作できちゃうところが「Mileage」のいいところ! 算出された数値をちゃんとチェックすることで、愛車の状態がしっかり把握でき、オーナー意識も高まるし、少しでも環境にやさしい運転しようっていう気持ちにもなってくるよね! 機能面も充実してるし、何よりアイコンもUIもデザインがシンプルでカッコイイ! みなさんもぜひ愛車のカルテ「Mileage」使っちゃお!!


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(のりたまこ[のりたまこのブログ]
2011年 2月 17日