【第42回】お庭を見ながらくつろぎの居酒屋で贅沢ランチですの、の巻 |
東伊豆の赤沢温泉郷に行ってきました |
「ゆきぴゅーさん、今回は東伊豆にあるDHC赤沢温泉郷に行きますよ」
「DHCって化粧品で有名なあのDHC?」
「そうです。ホテルはもちろん日帰り温泉にテニスコート、ボーリング場にプール、海洋深層水のスパまである一大リゾートなんです」
「えー、水着持ってこなかったですわ~」
「いや、今日は水着必要ありませんからご心配なく!」
海と空が一体となったかのような景色の中、ドライブして到着した先は「赤沢の里」。今回グルメ隊が訪れたのはこの赤沢の里内にある「居酒屋 赤沢亭」です。高級感ただよう入口の門から駐車場までのアプローチにワクワクしてきました。
「居酒屋赤沢亭って言うけど、全然居酒屋っぽくないですわね」
「そうですね。隠れ家風の大人のレストランって感じ???」
店内は靴を脱いであがる掘りごたつ式で、どこかほっとする古民家風の造りになっているんですの。江戸~昭和初期のものだという調度品や骨董品があちこちにディスプレイされていたり、高い天井にはりっぱな梁が通っていたりで思わずキョロキョロしてしまいます。そしてこちらのお店のウリは、目の前に見える立派な庭園なんですの。お店の方曰く「庭園を見ながら食べていただくコンセプトになっています」とのこと。
「りっぱなお庭を見ながらお食事できるところなんて、なかなかないですわよね」
さぞやお値段がはるのでは? と思いきや、メニューを見ると意外にリーズナブルでこれまたびっくり。その日のおすすめメニューの一例は、小柱かき揚げが630円、赤沢港水揚げの鯵フライが735円、金目鯛かま塩焼きが1155円などなど。
「ん~、いろいろあって迷いますわね」
「そうですね、でもせっかく海の幸がおいしい伊豆に来たのだから……」
と、グルメ隊はお刺身五種盛り(1890円)と、おすすめメニューにあった、金目鯛バター醤油焼き(950円)を注文することにしました。
お料理を待っている間メニューを見ると、いわゆる“居酒屋風”のお酒の肴的なものがメインではあるものの、かにクリームコロッケや天ぷらなどの揚げ物、豚の角煮などの煮物、カレーライスやカツ丼などのご飯もの、うどんやそばまであって種類はかなり豊富。
ランチで利用の場合は、今回のグルメ隊のように、一品料理に定食セットをつけるのがおすすめです。それから1260円とお得な週替り定食もあるので、そちらもチェックしてみてくださいませね。
さて運ばれてきたお料理。金目鯛と言えば甘じょっぱいタレの煮付けが定番ですが、揚げた金目にバター醤油で味付けしてあるこの一品は、脂の乗った金目鯛の身にちょっぴり洋風のコクが増した感じでとってもおいしかったですわ。日によっておすすめメニューにあがる赤沢亭イチオシのこちらのお料理、つい最近通常メニューに加わったご自慢の一品だそうです。
お刺身の盛り合わせは、一切れが少し大きめの切り身になっているのでかなりボリュームがありました。魚介類や野菜は旬の新鮮なものを毎朝仕入れているということなので、季節を変えて訪れる楽しみがありますわね。
「あ~、おいしかった。んん?? ねぇエイミー、あれは何ですの?」
「あれは宿泊者が施設間を移動する電動のカートですね。赤沢温泉郷は敷地が広いので、あぁやって専用カートで移動出来るようになっているみたいですよ」
「いいなぁ~、こんど来る時はわたくしもホテルに泊まって、プールで遊んで、その後はマッサージに行って、それから赤沢亭でゆっくりとお食事して、それからまた温泉入って、それから……」
「さっさっ、東京戻りますよ、ゆきぴゅーさん」
「(泣)」
泊まって、遊んで、食べて、癒されてがすべてできる赤沢温泉郷。せめて日帰りでもいいからこの夏また行きたいですわ~! と、いただいてきたパンフレットを眺めながらため息ついているグルメ隊長なのでした。
居酒屋 赤沢亭(http://top.dhc.co.jp/akazawa/akazawanosato/index.html)
静岡県伊東市赤沢字浮山167-11 赤沢の里内
電話:0557-55-1381
営業時間:11時30分~14時30分(L.O. 14時)
17時~23時30分(L.O. 23時)
定休日:なし
駐車場:あり
カップルにはお庭を見ながら並んで座れるシートがおすすめ♪ 店員さんの親切丁寧な対応も印象的でした。
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■プロフィール
イラストレーターとライターを足して2で割った“イラストライター”。長野でフツーのOLをしていたが何の因果か鬼畜デジカメライターの弟子(奴隷)となり2000年に上京。日々の過酷でセクハラな毎日を絵日記で綴っているうちに絵の道に目覚め、ついに2005年独立。以降あちこちでタダでごはんを食べながらポンチ絵画家としてのお気楽な人生を歩んでいる。
女性カメラマン。カメラマンとして名を馳せるべくボスニアに戦場カメラマンとして渡るも、行った早々流れ弾に当たってしまいあえなく帰国。車にまったく興味がないゆきぴゅーとは正反対に機械モノが大好き。食べるのも大好き。封印したはずの赤いバンダナは、ネット上で復活希望の声があるとかないとか(でももうしません!)
2011年 7月 20日