カーオーディオとの組み合わせに最適なUSBメモリー
バッファロー「マイクロUSBメモリー ブラック 16GB RUF2-PS16G-BK」
メーカー:バッファロー
価格:オープンプライス(購入価格:6100円)

 

バッファロー「マイクロUSBメモリー ブラック 16GB RUF2-PS16G-BK」

 前回のカーグッズミニレビューで装着したカロッツェリアの1DINカーオーディオ「DEH-P650」。最近の流れとしてUSB端子を持っていることが1
つの特徴で、これによりiPhone/iPodの接続のほか、USBメモリーを接続して音楽データを楽しむことができる。そこで今回は、このDEH-P650と組み合わせるのに最適と思われるUSBメモリーを紹介したい。

 USB端子を持ったメインユニットは少なくないが、DEH-P650はフロントパネルにUSB端子を持っている。最近のカーオーディオ製品ではほかにも、アルパインの「CDE-101J」やクラリオンの「DXZ385USB」、ケンウッドの「U565SD」などもフロントパネルにUSB端子を持っており、手軽に脱着できるという点でこれからの主流になるのかもしれない。

 しかしながら一般的なUSBメモリーは端子部を除いても長さが50mm程度ある。しかも多くの場合USB端子はパネルの左側にあるので、ここに50mmもの突起があると、運転席側からはボリュームの調整もままならない。もちろん延長ケーブルを使えば少しはマシになるが、ヘッドユニットからケーブルがブラブラしているのもあまりスマートではない。

 そこで今回試したのがバッファローの「マイクロUSBメモリー ブラック 16GB RUF2-PS16G-BK」だ。その特徴は見てのとおりの小ささ。本体寸法は18×8×18mm(幅×奥行き×高さ)で装着時の突起寸法はわずか5mmと驚きのサイズだ。

キャップを外すと端子部が見えるよく見ると内側にはmicroSDが入っているようだ。それならばこのサイズも納得できる突起部は端子の長さの半分程度しかない。いかに小さいかが分かるだろう

  実際に装着してみると、USBメモリーの突起ぐあいはロータリーコマンダーと変わらないレベル。これならば付けっぱなしでもまったく不具合を感じない。さらにボディーカラーは赤、白、黒の3色から黒を選んだのだが、本体の黒と相まって、パッと見には別のパーツだとは分からないほどの一体感だ。そしてもう1つ予想外のポイントだったのが、データのアクセス中はLEDが点滅してその作動状況を知らせてくれるのだが、このLEDが青色のため、DEH-P650のブルーの表示と見事にマッチしてくれた。

 ただし、再生中は常にこのLEDが点滅しつづけているので、特に夜間の運転中はそこが気になってしまった。といっても作動状態の確認のためにもこれは仕方のないことなのだが。

 同シリーズには、今回テストした16GBのほかに2GB、4GB、8GBがラインアップしており、容量は自分の音楽ファイルの量に合わせて選ぶとよいだろう。ただし、小さい容量のものをジャンルごとに使い分けるというよりは、大容量のもの1つに絞ってしまったほうが使い勝手がよい。なにしろ小さいため、抜き差しの作業をするときにうっかり落としそうになるからだ。

 これほど小さなものがシートの下などのすき間に入り込んだら、探し出すのも大変。できれば付けたら付けっぱなしにしておきたい。頻繁に抜き差しするなら、本体にストラップをつなげられる穴が開いているので、そうしたものを付けて対策しておくのが安心だろう。

装着してみるとその突起部の小ささがよくわかる装着するとブルーのLEDが光る。この色もDEH-P650とよく合っている本体にはストラップを通す穴があるので、頻繁に脱着する場合はなにか付けておくとよいだろう

(瀬戸 学)
2011年 1月 28日

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