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2016年「WTCCフォトコンテスト」結果発表!!
35名、150点の応募。WTCCフォトコン大賞はたー坊さんの作品
2016年11月7日 13:15
9月3日~4日にツインリンクもてぎで開催された「2016 FIA 世界ツーリングカー選手権シリーズ JVCKENWOOD 日本ラウンド」。このレース開催において、Car Watch、デジカメWatch、GANREFの主催で実施した「WTCCフォトコンテスト」の結果をここに発表します。
2015年に鈴鹿サーキットからツインリンクもてぎに舞台を移したWTCC日本ラウンド。関東圏での開催としては2回目となる今回は、ツインリンクもてぎで開催されるWTCCならではの作品が多数集まりました。応募総数はSNS賞を除いて全150点、35名からご応募いただいております。
ここでは入賞作品のみを紹介いたしますが、今年からGANREFのWebサイトを使って応募を受付けましたので、Webサイトではその他の応募作品も見ることができます。
なお、今年から設けましたキッズ賞につきましては、中学生以下のご応募がなかったため、該当なし。また、こちらも新規で実施したSNS賞につきましても、応募点数が少なかったため、入賞作品は1点にしております。かわりに特別賞を1点追加しております。
WTCCフォトコン大賞◇たー坊さん
タイトル:「The First Contact」
応募者コメント
マシン同士の激しいバトルで有名なWTCC、それはグリッドへの試走の段階から始まっています。自分が先にコースに出る!こういったレースの合間に垣間見える意地の張り合い、プライドのぶつかり合いも見どころの1つと言えるのではないでしょうか。
審査員コメント
すばらしい作品です! 最初に見たとき、コース上で撮っているので関係者の応募かと思いましたが、もてぎのWTCCのグリッドウォークではコース上からピットアウトしていくマシンを見ることができます。おそらくそこの最前列から撮影されたのでしょう。一般来場者がこんなに近くでマシンの走る姿を撮れるのは、この時ぐらいだと思います。そのことを知っていて準備を進めてきたたー坊さんの作戦とテクニック、加えてこの空模様やマシンの走り出すタイミングといった運、すべてが重なったからこそ撮れた奇跡的な作品です。
格闘技賞◇もりもさん
タイトル:「ガチバトル!」
応募者コメント
ヘアピン進入でのバトルです。
審査員コメント
まさに車間距離ゼロ! 絶対に前は譲らないというドライバーの気迫が感じられます。よく見れば若干ブレてはいますが、まるでドライバーの緊張感が撮り手にも伝わってきたかのようです。写真越しにもその迫力が感じられて、格闘技賞にふさわしい作品と思い選びました。
ツインリンクもてぎ賞◇mk1968さん
タイトル:「MAC3」
応募者コメント
MAC3、シトロエンだけが綺麗な隊列でした。
審査員コメント
今年から始まったMAC3の様子ですね。ツインリンクもてぎの中で最大の高低差を持つダウンヒルはコースの特徴の1つです。低い位置からの撮影で高低差も表現されていますし、「TWIN RING MOTEGI」の看板も入れた構図はすばらしく、ツインリンクもてぎ賞にふさわしい作品と思います。
特別賞◇さとまさん
タイトル:「静かな目」
応募者コメント
ノルベルト・ミケリス(Norbert Michelisz)、ホンダ・シビック(Honda Civic) WTCCメインレースのスタート間近。おそらくは完全に自分の世界に入り込んでいるのだろう。不思議なほど力を感じない、落ち着いた静かな目だ。
審査員コメント
とかく激しいバトルに目がいきがちなWTCCですが、そのマシン1台1台の中で静かに戦っているのはやはりドライバーなのだということを、改めて気づかせてくれる作品です。おそらくグリッドウォークでのひとコマでしょう。喧噪の中にあって集中力を高めている様子がヘルメット越しにも伝わってきます。
SNS賞◇半沢 剛司さん
応募者コメント
ロペス選手のウイニングラン、そして夕焼けをバックに暖かく迎える90度コーナーのマーシャルの皆さま……、激しいレースが終わった後の何とも心温まるシーンでありました。
審査員コメント
レース終了後に手作りのボードでドライバーを見送るマーシャルの様子ですね。WTCCらしい激闘とは違いますが、レース報道では取り上げられることのない、サーキットに足を運んだ人だけが見ることのできる魅力的なシーンだと感じました。来年もぜひツインリンクもてぎに足を運んでもらえればと思います。