編集後記

2022年6月24日

小林隆

 先日わが愛機のR33 GT-Rが車検を迎えました。購入を決めた2020年5月はコロナ禍に突入して間もないタイミングで、何もかもが不安だった中でストレスのあまりクルマを購入するという訳の分からない行動に出たわけですが、クルマのコンディションが概ね良好だったのが何より。車検は購入したお店で対応してもらい、ついでにエンジン、ミッション、デフ、クラッチのオイル交換を実施。フィーリンググッドであります。

 その車検に際してはお店のある高崎まで行き、帰りは代車で帰る算段でした。代車はMT仕様で、足まわりやBBS LMを装着していて「こりゃ面白そう」なんて思いながら関越道を走行していたときのこと。突然アクセルを踏んでも加速しなくなったので「これは車両トラブル!」と判断し、ちょうど近くにあったIC出口へ。速やかに邪魔にならないところに停車した瞬間、ボンネットから煙が噴き出てきたので慌てて避難。幸いなことに煙はすぐに収まったのですが、走行不能であることは明らかだったので、お店に連絡してレッカーで迎えにきてもらうことに。

 この日は真夏のように暑く、しばらく日陰で座り込んでいたのですが30分も持たず、東松山IC横のNEXCO東日本の事業所の方に事情を説明して中で休ませていただきました。扇風機をつけてくれたり、ペットボトルのお茶を提供いただいたりととても親切に対応していただき、その節は大変お世話になりました、ありがとうございました!

 そんなこんなでレッカー車が到着し、車両をピックアップした後に近くの駅まで送ってもらい、無事に電車で帰宅。まあ長い1日でした。本当は高崎まで子どもを連れていくつもりだったのですが、結果として1人で動いてよかったなと。

 そして車検が無事に終わったとの連絡が来たので引き取りに行ったのですが、預けていたタイミングで群馬県でひょうが降ったとか! 幸いにして販売店の方が屋根のあるところに車両を避難してくれて難を逃れたのですが、いろいろと危機一髪な感じでヒヤヒヤした6月でした。