編集後記

2022年7月22日

塩谷公邦
右が自分が鬼ローンで購入したテラノのローライダー仕様。左が実兄のダットサンでちょいリフトアップ仕様

 みなさま、おはようございます。こんにちは。こんばんは。編集部の塩谷(しおたに)です。再び目に見えないウイルスの感染が拡大していて心配ですね。

 7月20日に発売された新型エクストレイルですが、横浜にある日産グローバル本社ギャラリーには、新型(4代目)の展示に合わせて初代と2代目エクストレイルも展示されていますので、興味のある人はぜひ。進化の過程を楽しめますよ。また、その隣にテラノも展示されています。

初代テラノ。今見てもほれぼれするスタイリング! この形でEVにしてくれたら即買うのに
初代エクストレイル
2代目エクストレイル

 実は20歳のとき、実兄から「中古車屋を見に行くから一緒に行こう」と誘われ、何件か回った店舗でテラノのローライダーにひと目ぼれしてしまい、その場で手付金として1万円を店長に渡し、「2日以内に買いに来るから売らないでとっておいて」と頼み込み、親に保証人になってもらい、200万円ぐらいを5年ローンを組んで購入しました。若いころは後先考えずにフリーダムだなぁ。ちなみに、購入後の1か月点検を受けにその店に行ったら閉店してました……。

当時、写ルンですのモノクロ仕様で撮影したマイカー
四角くてカッコイイ! そういえばリアゲートの窓も独立して開くのが便利だった

 買ったのは2.7リッターディーゼルターボ。今のディーゼルエンジンとは比べ物にならないほど振動は大きいし、黒煙は出まくるし、完全にトラックでした。とはいえ、室内は本当に広いので、当時から車中泊は日常茶飯事でスキー場へ行っていました。

 また、このころ実兄がダットサンに乗っているだけでなく、父親が3.0リッターガソリンエンジンのテラノに乗っていて、しかも全員ボディもブラックと、家の駐車場には日産の「黒い3連星」が……。

 しかも、全員同じクルマなので「タイヤを使いまわせる」という素晴らしいメリットがあり、今週は誰、来週は誰といった感じで、タイヤ交換しながらスキー場へ行っていました。なお、スタッドレスタイヤを購入するのは父親のみ。

 そういえばあのころは、ハイラックスサーフ、パジェロ、エスクード、RAV4とかが人気で、SUVという単語もよく聞くようになった気がしますが、今のSUVと決定的な違いは背面スペアタイヤでしょうか。今やランクルさえも背面スペアタイヤがなくなり、残っているのはジムニーくらい? あの武骨なスタイルがカッコイイですけどねぇ。

当時は洗車したら背面スペアタイヤにもタイヤワックス塗ってピカピカにしていました。でも当時はバックカメラがないから駐車するときは不便だったなぁ

 そして今でも父親は、2代目エクストレイルに乗っている。

取材に行くときによく借りている父親のエクストレイル