編集後記

2023年7月21日

小林隆
日産自動車の横浜工場に展示してあったR34 GT-R用「RB26DETT」

 先日取材で行った日産自動車の横浜工場。ここは1935年よりエンジン生産をスタートしており、乗用車に初めて搭載したターボエンジン「L20ET」、現行GT-Rが搭載するVRエンジン、そして愛機R33 GT-Rが搭載するRB26DETTもここ横浜工場で生産されていたのです。

 横浜工場にはR34 GT-Rに積まれたRB26DETTが展示されていて、「やっぱ赤ヘッドカッコいいよね」とか「でも最高峰はニュルスペックのゴールド塗装だよね」などなど、1人でブツブツ言いながら見学しちゃいました。

 前回の編集後記で維持していくのか手放すのか悩み中と書いたところ、大変ありがたいことに各方面から励ましのお言葉をいただき、もう少し頑張って乗ることを決意した次第。

「純エンジンのマニュアル車、最後に乗るなら何?」と考えたときにもう一度RB26に乗りたいと思い購入を決意したわけで、そりゃあ簡単に手放したくはないですよね。これを手放すと本当に次はないような気がしているので、ほかを切り詰めながら共存を続けたいと思っています。まずは新品のバッテリを探すところからはじめようw

わが愛機のエンジン。ヘッドカバー、サージタンクなどの塗装はまだ見られる範疇ですが、ひそかに結晶塗装の濃紺にしたいとか思ったりしております