編集後記

2025年1月24日

小林隆
屋上テラス付の一軒家、あこがれます

 前回の編集後記で不動産探しの旅をしていることを報告したが、その中で「『ここがいい!』というモチベーションにはなっていない」と言ったことについて撤回したい。

 注文住宅など夢のまた夢、もちろん建て売りで探しているわけだが、そんな中で「リゾートタイムがもたらす豊かさ」をモットーに展開している施工会社がある。その会社が展開している物件を自分も妻もとても気に入っており、すでに3件の内見を済ませた。いずれも防火性や遮音性に優れたヘーベルパワーボード、地震の揺れを抑える制振ダンパーの採用、床暖房完備(調べると意外と採用が少ない)、ウォークインクローゼット、シューズクローゼットなどなど、「ここに住みたい」と思わせてくれるに十分な仕上がりなのである。

 また、ここは賛否が分かれるところだが、屋上テラスが備わっているところが自分には刺さっている。通常の屋根よりも定期的なメンテナンスが必要になる(といっても15年は大丈夫らしい)ものの、外用の家具やBBQセットが備え付けだったり、水道・コンセントまで配備されているのでワーケーション気分で仕事もできる。そしてタバコ問題もイッキに解決だ。

 だが学区内の物件は正直手が届かない値段。であるならば都内は諦め、思い切って郊外に行くという展開もゼロじゃない。こちらの施工会社は東京以外に千葉、神奈川、埼玉でも展開しており、妻の実家が栃木であることを考えると埼玉というチョイスはアリだ。

 なんていう話を妻ともしばしば話しているが、一番影響を受ける子供たちは引っ越しに大反対中。さてどうするかなんて思っていたら、わが家に大きなトラブルが発生。その内容をここで書くことはないが、今の生活を諦めて引っ越しをせねばならない状況になりつつある。むつかしい局面を迎えたが、今のところ自分の中では正解が見いだせていない。