編集後記
2025年6月27日
小林隆
先日、日産グローバル本社ギャラリーを訪れたところフェアレディZ祭りが開かれていました。歴代モデルから新型車まで、市販車からレーシングカーまで見ごたえのある展示でした。
GT-Rもそうなのですが、フェアレディZもカッコいいですよね~。とくに“ロングノーズ・ショートデッキとはこのモデル”ことS30はスタイリングとしては一番の好物。ギャラリーには240ZG レース仕様のテストカーも並べられていて、めちゃめちゃわるそうな雰囲気があふれていますね(笑)。
S30は国内仕様が2.0リッターだったのに対し、輸出仕様は2.4リッター。その輸出仕様が1971年に日本市場に追加投入された際、日本独自のバリエーションとして発売されたのが240ZGだそうです。空力性能向上アイテムとして採用されたノーズピース「エアロダイナ・ノーズ」、ワイドタイヤへの交換を想定して前後オーバーフェンダーなどを標準装着しており、そのスタイリングは迫力満点のひと言。
テストカーはモータースポーツ専用エンジン「LY28型」を搭載し、最高出力は300PSだったそう。うむむ、絶対無理ですが一度乗ってみたい……。




