編集後記

2025年6月13日

塩谷 公邦
ヒョンデのコンパクトEV「インスター」に乗りました

 みなさま、おはようございます。こんにちは。こんばんは。編集部の塩谷(しおたに)です。

 先日ヒョンデのコンパクトEV「インスター」で、モータージャーナリストの橋本洋平氏と大阪までロング試乗をしたのですが、道中は後席の乗り心地を確認してもらう必要もあり、交代しながらロングドライブを楽しみました。

 試乗記事にもあるように、バッテリ残量を気にしながら、ノロノロ走るのではなく、ガソリン車で走るのと同じ感覚で「バビューン!」と走って、バッテリの残量など気にせず途中で休憩するパーキングまたはサービスエリアで、充電設備が空いていれば5分でもいいから急速充電する。

 このたった5分の充電では、当然ガソリン車のように満タンにはならないけれど、そこそこ充電されるので、十分走れてしまうことに気が付きました。

 すでにEVオーナーの方は、いろいろ工夫してロングドライブを楽しんでいると思いますが、まだ所有する手前だと、無知なだけに心配になりますが、意外と長距離でも心配ないんだな~と実感した次第です。

 とはいえ、鶏と卵どっちが先か?と同様に、バッテリEVがいきなり増え過ぎると、充電設備が不足することも懸念されています。なんとか丁度いい塩梅で普及していくと便利なんだろうな~と思いました。

インスターのメーターは、エクステリアのデザインにも採用している「キューブ」をモチーフにした表示もあり、見ていて楽しいです
宿泊先のホテルで充電を100%にしたところ走行距離ガイドがマックス「548km」、ミニマムが「256km」、おそらく学習したドライバーの乗り方だと「374km」。ちなみにカタログ値(WLTC)は「458km」と、このあたりの数値がもやもやを生む要素の1つであることは否めない