【2009デトロイトショー】【2009デトロイトショー】スバル、次期レガシィ「レガシィ・コンセプト」公開

【2009デトロイトショー】
スバル、次期レガシィ「レガシィ・コンセプト」公開
コンセプトは「プレゼンス」、押し出しの効いたスタイリング

1月11日～25日（現地時間）
米国ミシガン州デトロイト
Cobo Center

難波浩デザイン部長

　スバル（富士重工業）はレガシィ・セダンのコンセプトカー「レガシィ・コンセプト」をデトロイトショー会場で公開した。

　次期レガシィの方向性と、今後のスバルデザインを示すコンセプトモデル。フロントグリルの、飛行機の翼をモチーフとしたバーを継承しつつ、エンジンフードからのラインをフロントスポイラー部まで延ばしてシングルフレームのように見せ、縦2灯のライトを採用。ディテールによりエッジを効かせるなど、押し出しの強い顔を作っている。

　コンセプトが「プレゼンス」であることに従い、ボディ側面はウインドウ下のキャラクターラインと、強調されたホイールアーチの張り出しなどで、メリハリの効いた造形になっている。

　サイズは4795×1820×1500mm（全長×全幅×全高）、ホイールベースは2750mm。タイヤサイズは225/45R19。現行レガシイのサイズが4635×1730×1425mmだから、かなり大型化されることになる。エンジンも水平対向6気筒エンジンが3.6リッターに拡大される。パワートレーンは伝統のシンメトリカルAWDを継承する。

　インテリアも本革を使うなど、高級志向だ。

　レガシィ・コンセプトが大きく豪華になったことについて、富士重工業の難波浩デザイン部長は、「レガシィを1つ上のクラスに持ち上げるために大型化したのではなく、グローバルスタンダードとしてのミッドサイズセダンとして作り込みたかったから」と説明した。