【2009上海ショー】 日産、スカイライン クロスオーバーのインフィニティ版など GT-Rを今年中に中国で発売 |
2009年4月20日~28日(現地時間)
中国 上海市
上海新国際博覧中心
4月20日(現地時間)、「第13回上海国際自動車工業展覧会(The 13th Shanghai International Automobile Industry Exhibition)」(2009オート上海)が開幕した。20日、21日はプレスデーで、22日~28日が一般公開日となる。
初日はときおり小雨が降る曇り空だったが、多くの報道関係者が訪れた。中国国内の報道関係者はもとより、日本、欧州からのジャーナリストの姿も多数見られ、国内外の関心の高さが伺える。
世界的な不況にも関わらず、成長が見込まれる市場とあって、オート上海に世界初公開の車両を持ち込むメーカーもあり、外国メーカーが不参加を表明した東京モーターショーとは対照的な賑わいを見せている。
会場の入口。この奥に2つの展示棟がV字型に広がる | 会場の見取り図。 | V字の展示棟の間にはトラックをはじめとする商用車も展示される |
日産ブース |
そのオート上海で日産自動車は、今年中に中国で「GT-R」を発売すると発表した。経済発展著しい中国にはフェラーリ、ポルシェをはじめとする高級GTカーの需要があり、GT-Rもこの市場に切り込むことになる。
日本同様にハイパフォーマンスセンターのみで販売、メンテナンスされることになるが、具体的にどのような体制でハイパフォーマンスセンターを運営するかは、現在、当地のマーケティング部門と検討中と言う。中国でGT-Rがどのように評価され、受け入れられるのか、注目される。
GT-Rを中国に投入。カットモデルを展示し、専門の説明員を配した |
このほか日産ブースではジュネーブショーで公開されたバン「NV200」(日本名NV200バネット)、海外専用車「リヴィナ」などが展示されている。
また、インフィニティブースではクロスオーバーカー「EX35」を展示。米国と中国ではすでに発売されているモデルだが、日本では夏に「スカイライン クロスオーバー」として発売される。ただしスカイライン クロスオーバーが3.7リッターのV型6気筒 DOHC 24バルブ VVELエンジンを搭載するのに対し、こちらは同じV6でもVVELなしの3.5リッターエンジンを搭載している。
中国国内のツーリングカーレースで活躍するティーダ | |
リヴィナ。中国のほか、ブラジル、インドネシアなどで販売されるグローバルカー。ノート、ティーダなどと同じBプラットフォームに、1.6リッターエンジンを搭載する |
■URL
Shanghai International Automobile Industry Exhibition(英文)
http://www.autoshanghai.org/en/
ニュースリリース
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2009/_STORY/090420-02-j.html
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http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20090420_127762.html
(編集部:田中真一郎)
2009年4月20日