【東京モーターショー2009
レクサス、「LF-Ch」やマイチェンした「LS600hL」を展示


LF-ChとLFAの間でプレゼンテーションする豊田章男社長

千葉県 幕張メッセ
会期:2009年10月21日~11月4日
(一般公開日:10月24日~)



 「LFA」が話題をさらった感のあるレクサスブースだが、このほかにも日本初公開車両として、レクサス初のコンパクトカーのコンセプトモデル「LF-Ch」と、16日にマイナーチェンジが発表された「LS600hL」が展示されている。

 LF-Chは、レクサスブランドから初めて、BMW 1シリーズやアウディA3と同じセグメントに切り込む5ドアハッチバック車。「h」がモデル名に付くとおり、ハイブリッドシステムをパワートレーンに採用する。9月のフランクフルトモーターショーで世界初公開された。

 展示されているのは、フランクフルトで展示されたモデルそのもの。デザインスタディなので、ドアミラーの代わりにカメラで後方を確認するようになっているなど、まだそのままでは市販できない部分も多数ある。

 しかし、トヨタ独自のインフォテインメントシステム用コントローラ-「リモートタッチ」がセンターコンソールにあり、シートがメモリー機能付のパワースライド機構を備えるなど、プレミアムコンパクトらしい装備が見受けられる。

ウェッジシェイプ、グリルからAピラーに繋がるシャープなキャラクターラインなど、レクサスらしいディテールに満ちたLF-Chのスタイリング
リモートタッチ、インフォテインメントシステム、パワーシートなどプレミアムコンパクトらしい装備に、2眼メーター、Dシェイプステアリングホイール、シフトパドルなどスポーティーな演出もされている
リアドアを開くには、ドア後端のスイッチを押す

 LS600hLは、ハイブリッドシステムを搭載するフラッグシップサルーン。展示されているのは、マイナーチェンジで追加された最上級モデル「version UZ」の5人乗り仕様。ロングボディーがもたらすゆとりある空間と、リアシートエンターテインメントシステムを備える後席を経験できる。

LS600hL
レクサスブースにあったスポーティーなハイブリッド自転車のコンセプトモデル。開発したのはヤマハで、ヤマハのブースには色違いモデルが展示されている

(編集部:田中真一郎)
2009年 10月 22日