【東京モーターショー2009】 ロータス、「エキシージ・ステルス」をワールドプレミア |
今回の東京モーターショーに出展した数少ない輸入車のロータスは、ワールドプレミアとなる「エキシージ・ステルス」、ジャパンプレミアとなる「エリーゼ・クラブレーサー」に加え、「エヴォーラ」、「エリーゼR」の計4台を展示した。
「エキシージ・ステルス」は、日本国内で限定発売(13台)されていた「エキシージ・カップ260」をベースに、つや消しのマットブラック塗装をボディに、そしてストライプ部に艶ありのファントムブラック塗装を施したモデル。カーボン素材を用いた特別装備が特徴で、カーボンフロントスプリッターやカーボンサイドエアスクープ、カーボンシード、カーボンセンターコンソールなどを装備。ホイールも専用デザインとなっている。名前の由来はマットブラックのボディーカラーとカーボンファイバーを活かしたデザインから。最高出力260psのトヨタ2ZZエンジンを搭載する。日本国内の販売は、市場の様子を見てからということだ。
エキシージ・ステルス |
「エリーゼ・クラブレーサー」は、フランクフルト・モーターショー2009で発表されたモデルで、日本国内での発表は今回が初めてとなる。「エリーゼS」をベースとし、過去に使われていながらも、現在は使われていない「エリートイエロー」「カーボングレー」「スカイブルー」「オールドイングリッシュホワイト」という4色の専用ボディーカラーが用意されているのが特徴。また、Club Racer専用のカラーシート(マイクロファイバーパット付き)が装備される。
エリーゼ・クラブレーサー |
「エリーゼR」は、「エリーゼS」と「エリーゼSC」の中間に位置するミドルレンジのモデル。最高出力192psの2ZZエンジンと6速MTを搭載する。
エリーゼR | ||
「エヴォーラ」は、現行のミッドシップモデルで唯一の2+2レイアウトを採用したモデル。ロータスで初めて電動可動式ミラーやパワーステアリング&チルトステアリングを搭載する。ワールドワイドで買いやすい機能、構造を取り入れているという。また、スポーティな走りと街乗りでの快適さを両立させている。
エヴォーラは現行製品で唯一のミッドシップ2+2シーター | ||
エヴォーラはロータスで初めてのパワーステアリング&チルトステアリング採用モデル | ロータスで電動可動式ミラーを採用したのもエヴォーラが初めて |
(飯塚 直)
2009年 10月 22日