【東京オートサロン2011】 大手輸入車メーカーはルノーとアバルトが出展 |
「東京オートサロン2011」では、輸入車メーカーもブースを連ねている。今回初出展となるルノー・ジャポンに加えて、もはやオートサロンの常連となったアバルト(フィアット グループ オートモービルズ ジャパン)の2社が大手では出展した。
■ルノー
今回初出展となるルノーは、2010年12月に発表した「メガーヌ ルノー・スポール」を展示。直列4気筒 DOHC 2リッターターボエンジンに6速MTという組み合わせで、足まわりもシャシー・カップセッティングが施された走りに徹した仕様。
比較的コンパクトなボディー、強力なエンジン、MTという組み合わせは、“面白いクルマ”を求める層に合致する。ルノー・ジャポンでは、メガーヌ ルノー・スポールを通してオートサロンでアピールを行い、ルノーブランドの認知度を上げていくことが目的だとしている。
ブースにはメガーヌ ルノー・スポールを2台用意、片方のクルマはオプションの19インチホイールを装着しているが、もう片方は完全にノーマル仕様。ブースにはコンパニオンは配置せず、クルマだけをしっかり見てもらう展示となっている。
また、ブースではクルマの展示、カタログの配布のほか「メガーヌ ルノー・スポール」についてまとめた自動車雑誌別冊を販売。よりメガーヌ ルノー・スポールについて知ることができるようになっている。
ルノーのブース | メガーヌ ルノー・スポールを2台展示した | |
メガーヌ ルノー・スポールは、クーペをベースとしている | オプションの19インチホイールを装着 | ハーフレザーの内装 |
「RECARO」のロゴが入るバケットシート | 標準装備の18インチホイール | ブースではモーターファン別冊の「メガーヌ ルノー・スポール」が販売された。“フランス生まれの驚速ウエポン”と評価 |
■アバルト
オートサロン会場でアバルトブランドの展開を2009年に発表してから、毎年参加のアバルト。2010年10月発売の「アバルト プント エヴォ」、「アバルト 500C」を展示した。
アバルト プント エヴォは1.4リッターターボのマルチエアエンジンにアイドリングストップ機能を組み合わせたもので、最高出力163PSと高出力化を図ると同時に、無駄な燃料消費を抑えている。トランスミッションは6速MT。
アバルト 500Cは、1.4リッターターボエンジンにATモード付き5速シーケンシャルトランスミッションを組み合わせたもので、ベースとなる500C同様の電動ソフトトップでオープンエアドライビングが楽しめるクルマ。展示車はオプションのツートーンカラー「ビコローレ」となっている。
ブースでは「アバルトオートブティック」としてオリジナルグッズを販売、オリジナルジャケット、ペーパーウエイト、ミニカーのガレージなどを用意している。
アバルト プント エヴォ | ||
アバルト専用17インチホイールやデュアルエキゾーストが特長 |
アバルト 500C。ツートーンカラー「ビコローレ」仕様 | ||
デュアルエキゾーストやフロントフォグライトがアバルト 500Cの専用装備 | アバルト専用16インチホイールを装備 | |
ブースでは販売スペースが設けられ、オリジナルジャケットやオリジナルのミニカーガレージなどを販売した | バケットシートも並べられた | |
アバルトはコンパニオンを配置、アバルト車に花を添えた |
(正田拓也)
2011年 1月 14日