【2011ジュネーブショー
開幕直前リポート

スバルFRコンセプトやフェラーリFFなどが早くもお披露目!?

ジュネーブショーの会場となる見本市会場「GENEVA PALEXPO」はジュネーブ空港に隣接する

3月1日~13日(現地時間)
スイス ジュネーブ
GENEVA PALEXPO



 いよいよ「81st International Motor Show」(ジュネーブショー)が、3月1日(現地時間)からスイス ジュネーブで開幕する。会期は3月1日~13日で、1日、2日がプレスデーとなる。

 今年のジュネーブショーには、31の国から700以上の自動車メーカー、部品メーカーが出展。自動車メーカーが事前に発表したモデルだけでも、国内ではトヨタ「FT-86II」、日産のEVスポーツコンセプト「エスフロー」・コンセプトカー「エセレア」、スバルのFRコンセプトカー、マツダのSUVコンセプトカー「勢」(MINAGI)、スズキ「スイフト スポーツ」のコンセプトモデル。

 海外メーカーでもアウディ「A3コンセプト」、フェラーリ「FF」、ジャガー「XKR-S」、プジョー「308」、アストン・マーティン「ヴィラージュ」、VW「ゴルフ カブリオレ」「ティグアン」、メルセデス・ベンツ「Cクラス クーペ」、ボルボ「V60プラグイン・ハイブリッド」など、とにかく自動車不況どこ吹く風といった具合で多数のワールドプレミアモデルやコンセプトカーが展示される。

 開幕前日となる2月28日に会場へ行ったところ、各ブースでプレスカンファレンスのプラクティスやブース内の整備が急ピッチで行われていたので、以下に写真で紹介する。

 Car Watchでは、各メーカーのブースの模様をお伝えしていく。

レクサスブースに展示してあったのは、LFA「ニュルブルクリンク パッケージ装着車」。従来よりもさらにレーシーな出で立ちこちらはトヨタブースにあったFRコンセプトモデル「FT-86II」。まだヴェールに包まれたままだ。従来のFT-86からさらに市販化に近い仕様となっているとしており、そのアンヴェールが待ち遠しい
スバルブース。2010年LAショーで公開された「インプレッサ コンセプト」こちらはFRスポーツ車の技術コンセプトモデル「BOXER Sports Car Architecture」(ボクサー スポーツカー アーキテクチャ)マツダブースの欧州初公開となる「靭」(SHINARI)。このほかマツダブースではSUVコンセプトカー「勢」(MINAGI)をワールドプレミアする
ホンダブースは「JAZZ」(日本名:フィット)のハイブリッドやCR-Z、インサイトなどを展示し、環境性能をアピールしていく
日産のEVスポーツコンセプトモデル「ESFLOW」(エスフロー)。EVとして一から設計したと言う2011年モデルのGT-Rスズキはスイフトスポーツのコンセプトモデルを出展する
「4WDだけど」のフェラーリ「FF」。車名は「Ferrari Four」の頭文字を由来とする
シトロエンブースに展示してあったのは新型「C4」C6C5ツアラー
ベンツブースではEVの「SLS AMG E-CELL」が展示。4基のモーターが各輪を駆動し、システム全体で533PSの出力を誇るランドローバーブースではグローバル ブランド ディレクター ジョン・エドワード氏が、「レンジローバー・イヴォーク」の2ドアクーペモデルとともにカンファレンスのプラクティスを行っていた
プジョーはディーゼル仕様の「508」や「3008」を出展こちらは508のスポーティ仕様
2011年からF1のタイヤサプライヤーとなるピレリは、F1車両とともに新タイヤを展示していた

(編集部:小林 隆)
2011年 3月 1日