東京オートサロン2015
パイオニア、29V型ディスプレイやタブレットを使って“繋がる”カーエンタテイメント
コミュニケーションをテーマにしたコンセプトカーなどを展示
(2015/1/10 19:25)
- 2015年1月9日~11日開催
- 幕張メッセ 国際展示場ホール1~11/イベントホール
「カロッツェリア」ブランドでカーAV機器をリリースするパイオニアは、幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開催中の「東京オートサロン 2015 with NAPAC」にブースを出展。2台のコンセプトカーと、デモカーを展示している。
ブースで目立つのは中央に置かれているアウディ「R8」。クルマに乗り込んでサイバーナビ&AR HUDを体験できるが、実は注目したいのはブース奥に置かれている「TECHNOLOGY COMMUNICATION」をテーマにしたトヨタ「ヴォクシー」ベースのコンセプトカーだ。
コンセプトは「人と人、風景と映像と音楽。そのすべてを“ツナグ”ことで生まれるコミュニケーションとカーエンタテインメント」。これはフロントシートとセカンドシートの間だったり車内と車外だったりと、物理的に分断されている空間をカーAVによって繋ごうというもの。
そのために用意されたのが「センターコネクトディスプレイ」「プライベートディスプレイ&コネクトインターカム」といった参考出品のアイテム。後席に座った同乗者は29V型のワイドディスプレイで迫力ある映像を楽しむことができるほか、プライベートディスプレイ&コネクトインターカムでドライバーと話したりナビゲーションの操作ができたり、またWi-Fiを使って近くを走っているクルマとコミュニケーションを取りつつドライブが楽しめるなど、新感覚のドライブが楽しめる。会場では実際に体験できるので、ぜひ試してみてほしい。
もう1台はトヨタ「bBオープンデッキ」をベースとした、同社のデザイナーとオートックワンの学生ソムリエのコラボレーションによるクルマ。参考出品となるアナログのVUメーターなど、面白い試みも取り入れられている。