2015ジュネーブショー
レクサス、“ウルトラコンパクト”の2+2シーターコンセプト「LF-SA」をワールドプレミア
欧州のデザインセクションが企画からデザインまで担当
(2015/3/9 16:45)
- 2015年3月5日~15日(現地時間)
- スイス ジュネーブ
- GENEVA PALEXPO
レクサス(トヨタ自動車)は、ジュネーブショーにてウルトラコンパクトクラスのコンセプトカー「LF-SA」を初公開した。
ネーミングのLF-SAとはLexus Future Small Adventureの略で、“未来の小さな冒険者”を意味する。コンセプトカーの企画から製作まで、仏ニースのToyota Europe Design Developmentが担当している。ボディーサイズは3450×1700×1430mm(全長×全幅×全高)で、都会での使用を想定し、取り回しのよさや機敏な走りを特徴としている。シート配置は2+2となっていて、リアシートはエマージェンシー用として割り切られたものとなる。
レクサスのデザインフィロソフィーである「L-finesse」を取り入れた内外装のデザインは、精悍さと都会的な仕上がりを見せている。エクステリアは、レクサスブランドを象徴するスピンドルグリルが設けられ、立体的な4つのフェンダーはダイナミックさとボディーの踏ん張り感を演出している。インテリアは、コンパクトなボディーサイズながら大きく弧を描いたダッシュボードの採用により広々とした空間を作り出す。
2014年のロサンゼルスモーターショーではオープンモデルの「LF-C2」、今回のジュネーブショーではウルトラコンパクトクラスの「LF-SA」のワールドプレミアを行ったレクサス。これらのコンセプトカーをベースとした市販モデルが、そう遠くない時期にお目見えすることになり、モデルラインアップの拡充を図っていくようだ。