【CES 2019】トヨタ、自動運転（高度安全運転支援）技術「Toyota Guardian」について説明。新型自動運転実験車「TRI-P4」を公開

「CES 2019」で公開された新型自動運転実験車「TRI-P4」と、Toyota Research Institute CEO ギル・プラット氏

　トヨタ自動車のAI関連などの開発会社であるToyota Research Institute（TRI）は、1月7日（現地時間）、米ラスベガスで開催されている「CES 2019」において、自動運転（高度安全運転支援）技術「Toyota Guardian（トヨタガーディアン）」について説明。新型自動運転実験車「TRI-P4」を公開した。

　この新型自動運転実験車「TRI-P4」は、レクサス LSの新しいシャシーとステアリングの制御技術を活用することで、よりアジャイルでレスポンスがよくスムーズな自動運転を実現するというもの。

　その制御技術としてToyota Guardianが採用され、戦闘機のコントロール技術にヒントを得た、人間と機械双方の入力による調和的制御を実施。実際に米カリフォルニア州で起きた3台が関係する高速道路での事故をシミュレーション再現し、現実には事故が起きたものの、TRIの新たなシステムを組み込んだシミュレーションでは事故を防げたことをシミュレーションで示した。

　プレゼンテーションに登壇した、TRIのCEOで、トヨタ自動車のフェローでもあるギル・プラット氏が説明したToyota Guardianの詳細については追って詳報する。