イベントレポート
ダイハツ、「ミゼットX」「K-OPEN」「K-VISION」「KAYOIBAKO-K」などコンセプトカーをモビショーで初公開
2025年10月29日 09:45
- 2025年10月29日 公開
ダイハツ工業は10月29日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で10月31日~11月9日まで開催される「ジャパンモビリティショー2025」に、“わたしにダイハツメイ。小さいからこそできること。小さいことからひとつずつ。”をテーマに出展。小さいからこそできる「ダイハツメイ」を詰め込んだコンセプトカーや参考出品車を多数公開した。
1907年の創業以来、人々の暮らしに寄り添いながら、小さなボディに、ワクワク感、親しみやすさ、便利さを凝縮したクルマをハツメイし、お求めやすい価格で提供し続けてきたダイハツ。今回のジャパンモビリティショーでは、「わたしにぴったり」「暮らしがおもろくなりそう」と思える、そんなダイハツらしいハツメイを「ダイハツメイ」とし、その原点であるミゼットを基点にひろがる未来の姿をブース展示・演出で表現したという。
展示ブースでは、「ミゼットX」「K-OPEN」「K-VISION」「KAYOIBAKO-K」のワールドプレミアをはじめ、先行スタディ車の「K-OPENランニングプロト」や、市販予定車「e-ATRAI STICKER FACTORY」など多数展示している。
ミゼットX(コンセプトカー)ワールドプレミア
暮らしに寄り添い、人々の暮らしを変えた「初代ミゼット」の発明精神を未来へ受け継ぐ1台。小さいからこそもっと便利に、気軽に「みんなの身近な移動」を再発明した未来のダイハツメイ。
自転車以上、軽自動車未満の扱いやすく安心できるジャストサイズの新モビリティで、親子でも友人でも、より相手を身近に感じられ会話が弾む1+2シートや、使う人のニーズに合わせて色々使える荷台バリエーション、小さくても乗り降りのしやすい前開きドアなどが特徴。
K-OPEN(コンセプトカー)ワールドプレミア
小さいからこそ、オープンエアの軽やかな気持ちよさを身近に感じ、FRならではの走りを手軽に楽しめる特別な人のものではなく、軽自動車ならではのワクワクを多くの人に届ける1台。
コペンらしい親しみやすさと、より楽しい走行性能をもたらすFRレイアウトを採用しつつ、FRの走りを感じさせる力強さを両立させたスタイリングと、軽快にオープンエアで風を感じる気持ちいい走りを実現した。
K-OPENランニングプロト(先行スタディ車)
コペンの走る楽しさを未来につなげるために「作ってみる、乗ってみる、試してみる」の精神で製作した先行スタディ車。軽のサイズにこだわり、「軽量化」「低重心化」「最適な重量配分」による走る楽しさを追求した1台。
スラントエンジン搭載による低重心化や、自社製品を流用しFR化することで最適な前後重量配分を実現しているという。
K-VISION(コンセプトカー)ワールドプレミア
将来の電動化を見据えた次世代DNGAプラットフォームに、ロッキーHEV(ハイブリッド)で好評の「e-SMART HYBRID」を軽量・小型化して搭載した軽のストロングハイブリッドモデル。モーターとエンジンを同軸に直結配置し、PCUと機電一体化したトランスアクスルを採用し、100%モーター駆動による静かで力強い走り、優れた環境性能、外部給電など電動車の魅力を、これまで通りの使い方(充電不要)で実現した、軽自動車の“新”スタンダードとなる1台。
KAYOIBAKO-K(コンセプトカー)ワールドプレミア
フレキシブルな使い勝手で新しい働き方を可能にし、働く人とクルマの関係を変えていく、ラストワンマイルから地域の暮らしを支える軽自動車サイズの新世代商用車。
働く人の間口を広げる、誰でも運転しやすい軽自動車サイズや、データセンターとの連携で、働く人に合わせたフレキシブルに利用できるのが特徴。完全自動運転による車両の呼び出しや返送など、時間と場所を選ばずに業務に移行できるほか、個口配送に加え、新デバイス活用で地域高齢者の見守り支援などドライバーの多機能化を実現する。
加えて、市販予定車「e-ATRAI STICKER FACTORY」なども展示するほか、日本自動車工業会主催のメインプログラムにも参加。10年後の近未来の技術やそれらによってもたらされる生活を体感できる「Tokyo Future Tour 2035」には、新しい歩行領域モビリティ「e-SNEAKER(イースニーカー)」を出展。その他にも「Out of KidZania in JMS2025」など、さまざまなプログラムへ参加している。





























