イベントレポート

BYD、日本初公開のPHEV「シーライオン6」 スーパーハイブリッド「DM-i」搭載のエンジンルームやスペック公開

2025年10月29日〜11月9日 開催
BYD SEALION 6(シーライオン6)

 ジャパンモビリティショー2025(プレスデー:10月29日〜30日/一般公開日:10月31日〜11月9日)が東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されている。BYD Japan GroupはBYDブースにおいて、PHEV(プラグインハイブリッド車)「SEALION 6(シーライオン6)」を展示している。

 今回の出展では、12月1日に正式発表する「シーライオン6」の車内外を公開しており、搭載するエンジンや7in1のパワートレーンも確認できる。

 シーライオン6は、72kWの出力を持つ1.5リッターエンジンと145kWの電気モーターを搭載し、BYDがスーパーハイブリッドと呼ぶPHEV技術「DM-i」を採用したSUVとなる。

 スペックの一部も公開され、充電のみでの走行可能距離は100km。0-100km/h加速は8.5秒。車両サイズは4775×1890×1670mm、ホイールベースは2765mm。

展示されたシーライオン6。すでに発売されているシーライオン7よりもひとまわり小さいSUVとなる
シーライオン6
PHEVの技術であるDM-iの搭載を主張するエンブレム
エンジンとPHEVのメカニズム。冷却系のタンクが2系統ある
エンジンルーム
タイヤサイズは235/50R19で、展示車に装着のタイヤはGitiタイヤ製
給油口と充電口が左右にある
シーライオン6は内装も公開された
運転席まわり
リアシート
ラゲッジルーム
シーライオン6のスペック
ブースにはBYDのDM-i技術の展示もあった。フロントにはエンジンとPHEV用の7in1パワートレーンドメインコントローラがあり、バッテリは床下に搭載する