ミシュラン、2種類のトレッドパターンを採用した「MICHELIN ENERGY SAVER」 転がり抵抗低減とウェットブレーキ性能向上を両立 |
MICHELIN ENERGY SAVERは、欧州では2008年より販売を開始しており、フォルクスワーゲンの「ゴルフ トゥーラン」や、フィアットの「フィアット500」などの新車装着用タイヤとして採用されている乗用車向けタイヤ。
新開発の「フルシリカコンパウンド」を採用することで、従来製品の「MICHELIN ENERGY 3」と比較して転がり抵抗を約7%低減、ウェットブレーキ性能を約6%向上させている。また、摩耗が進んだ際のコンパウンドの剛性や特性の変化を防ぐ「デュラブルセキュリティー・コンパウンドテクノロジー」により、ウェットブレーキ性能を長期間持続できるとしている。
トレッドパターンには、ストレートグルーブや独自のサイプで構成され、ウェット性能の強化を考慮した左右非対称のものを採用。また、車重を考慮して14インチと15/16インチとで異なるトレッドパターンとなる。このほか、トレッドが路面により均一に接地するように最適化し、グリップ性能向上と偏摩耗抑制に貢献できるロングライフ設計を採用している。
■URL
日本ミシュランタイヤ株式会社
http://www.michelin.co.jp/
ニュースリリース
http://www.michelin.co.jp/media_center/news/products/090119.html
(編集部:大久保有規彦)
2009年1月19日