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ヤマハとスバル、汎用エンジンの一部と米国販売会社の譲渡で合意

スバル、2017年9月末で汎用エンジン等の生産販売終了

2016年12月7日 発表

 ヤマハ発動機とスバル(富士重工業)は12月7日、スバルの一部汎用エンジンの技術資産と米国販売会社の譲渡について合意し、契約を締結したと発表した。スバルが2017年9月末をもって汎用エンジン等の生産・販売を終了することから、今後2017年10月1日の譲渡完了に向けて両社で協議を進めていく。

 具体的には、大型発電機や大型芝刈り機などに搭載される、スバルの汎用エンジン「EH Vツインシリーズ」の3製品(EH65、EH72、EH65V)の技術資産を、ヤマハモーターパワープロダクツ(YMPC)へ譲渡。YMPCが汎用エンジン「EH V ツインシリーズ」の国内外での販売が可能となる。

 米国販売会社の譲渡については、スバルの子会社「Subaru Industrial Power Products」の全株式をYamaha Motor Corporation, U.S.Aへ譲渡。これにより、ヤマハは北米におけるスバルの汎用エンジン事業のアフターサービスを継承するとともに、北米での特機事業を強化する。