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マツダ、全車“マイルドハイブリッド”の新型軽ハイトワゴン「フレア」

燃費33.4km/Lを実現。歩行者も検知する「デュアルセンサーブレーキサポート」採用

2017年3月2日 発売

117万7200円~147万960円

マツダから3月2日に発売される「フレア」。グレードは左が「HYBRID XG」、右が「HYBRID XS」で、グレード別に異なるフロントマスクが与えられている

 マツダは、新型軽ハイトワゴン「フレア」をフルモデルチェンジして3月2日に発売する。価格は117万7200円~147万960円。

グレードエンジン変速機駆動方式価格減税レベル(取得税/重量税)
HYBRID XG直列3気筒 0.66リッター(マイルドハイブリッド)CVT2WD(FF)1,177,200円免税(100%減税)
4WD1,298,160円
HYBRID XS2WD(FF)1,350,000円
4WD1,470,960円

 新しいフレアではベーシックな「HYBRID XG」、スタイリッシュな「HYBRID XS」と、グレードによって異なるフロントマスクを採用。また、ガソリンエンジンに加えてモーター機能付発電機「ISG(Integrated Starter Generator)」を備える「マイルドハイブリッド」を全車に搭載。このマイルドハイブリッドではモーター機能の高出力化や回生発電などの電力を蓄えるリチウムイオンバッテリーの大容量化、軽量・高剛性な新プラットフォームの採用、エンジンと副変速機構付CVTの最適化などを実施。これにより燃費向上を実現して、2WD(FF)車で軽ワゴンクラスとなる33.4km/LのJC08モード燃費を達成。4WD車でも30.4km/Lまで燃費を高め、全車がエコカー減税の免税(100%減税)の対象車となっている。

ヘッドライトや各種グリルなどをスクエアな形状にして力強いフロントマスクを表現したHYBRID XG
ヘッドライトやアッパーグリルを上下2段に分け、水平基調でワイド感のあるフロントマスクと各種エアロパーツでスポーティに演出しているHYBRID XS

 また、先進装備として、単眼カメラと赤外線レーザーレーダーを組み合わせて使い、自車の前を走る車両や歩行者などを検知して衝突の回避や被害軽減を図る先進安全装備の「デュアルセンサーブレーキサポート」、夜間走行中にほかのクルマを存在に合わせてヘッドライトのハイビーム/ロービームを自動的に切り替える「ハイビームアシスト機能」、運転席前方のコンバイナに走行速度やカーナビのルート案内、デュアルセンサーブレーキサポートの作動状態などを表示する「ヘッドアップディスプレイ」などをマツダの軽自動車として初採用。

 このほかにも室内長を先代モデルから285mm伸ばし、ラゲッジスペースの開口幅と荷室幅の拡大。後席ドアのドアトリムに「アンブレラホルダー」を設定するなど、ユーティリティ面の強化も実施している。

HYBRID XGのインテリア。内装色にブラック(上)とベージュ(下)の2種類を用意する
HYBRID XSのインテリア。オーディコントロールスイッチ付きの本革巻ステアリングを標準装備する