コンセプトモデルをアンベールしたBMWなど海外メーカーの展示を紹介 3月24日~26日の期間、東京ビッグサイトで「第44回 東京モーターサイクルショー 2017」が開催されている。国内外の最新モデル、パーツ・アクセサリーメーカーの新技術・新商品が展示され、著名人らによるステージイベントや子供向けのバイク体験など、多彩な内容だ。ここでは、海外メーカーのBMWとハーレーダビッドソンが展示していた注目の新型マシンについて、写真を中心に紹介する。
BMW、スーパーチャージャー採用ボクサーエンジンを搭載するコンセプトモデル「R5 Hommage」を日本初公開
ビー・エム・ダブリューは、コンセプトモデル「R5 Hommage」を日本で初公開したほか、「R nineT」ファミリーの6モデル全てを展示している。
2016年に日本に登場したカジュアルなスタイリングの「R nineT」は派生モデルも登場し、これまで「R nineT」と「R nineT Scrambler」が国内で発売。今回そこに「R nineT Racer」「R nineT Pure」「R nineT Urban G/S」が加わった。また、航続距離160kmの電動スクーター「C evolution」も披露している。
スーパーチャージャー採用のボクサーエンジンとなっている Racerはセパレートハンドル、かつシングルシート R nineT Pure。スタンダードなR nineTよりさらにシンプルな装備、デザインだ こちらも日本初公開のR nineT Urban G/S。街中からフラットダートまで、幅広いシーンで乗りこなせる かつてのR100GSパリダカール、R80GSパリダカールを彷彿とさせるオレンジシートに高いフェンダー。ハンドルもやや高めにセットし、乗りやすさにも配慮した 電動スクーターのC evolution。すでに欧州で販売されていたモデルのマイナーチェンジ版で、日本には初登場となる モーター等ハードウェアに大きな変更はないが、「電気の使い方を変えた」ことで、航続距離は従来の100kmから160kmに伸び、出力もアップしたという 間もなく発売が開始するという「G 310 R」の姿も 昭和女子大学とのコラボで、車体が彩られたスクーター「C 650」 STREET 750をスポーティ寄りに進化させたSTREET RODを展示するハーレーダビッドソン
ハーレーダビッドソン ジャパンは、日本国内独自のモデルとして展開していたSTREET 750をベースにした「STREET ROD」を展示。スポーティな走りができるようセットアップされたモデルとなっている。また、ミルウォーキーエイトエンジンを搭載するクルーザーモデル「ROAD KING SPECIAL」は、長距離ツーリングにより適したハンドルバーを装着し、一部カラーリングも変更するなど、マイナーチェンジを果たしている。
こちらはビビッドブラックのSTREET ROD。STREET 750からエンジン出力を向上させ、スポーティな走りを生み出す 倒立フロントフォークとし、車高をアップ。ハンドルがストレートなのも特徴的だ ROAD KING SPECIAL。新型ミニエイプハンドルバーで長距離ツーリングがさらに快適になった。エンジン周りなど、通常はクローム仕上げであるところ、ブラックを基調にして引き締まったイメージに