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ホンダ「スーパーカブ」世界生産累計1億台達成
八郷社長が1億台目のスーパーカブで記念式典に登場
2017年10月19日 17:49
- 2017年10月19日 開催
本田技研工業は10月19日、「スーパーカブ」シリーズの世界生産累計台数が1億台に到達したことを記念して、熊本県にある2輪生産工場の同社熊本製作所において「スーパーカブ 世界生産累計1億台達成 記念式典」を開催した。
スーパーカブシリーズは2018年に誕生60周年を迎えるロングセラーのシリーズ。初代モデル「スーパーカブC100」は1958年8月に発売され、4.5馬力を発生する空冷4ストロークOHV単気筒 49ccエンジンを搭載していた。
記念式典には、同社代表取締役社長 八郷隆弘氏、地元の熊本県知事 蒲島郁夫氏らが出席。
1億台目のスーパーカブに乗って登場した八郷氏は「私が生まれたのは1959年なので同じ世代を歩んできたと感じる。私とスーパーカブとの出会いは高校生のとき。年賀状の配達のアルバイトで局員の皆さんが赤いスーパーカブをすいすいと乗るのを見て、かっこいいなと思ってすぐに免許を取った」との思い出を語った。
続けて「私が乗ってきたのは1億台目のスーパーカブです。新たなスタートを切るのはニューモデルのカブです。作ったのはここ熊本製作所です。新たなスタートをこの熊本でスタートできるのを私は大変うれしく思う」と感想を語った。
蒲島氏は「熊本大震災から1年半、ホンダさんは早期に復旧復興を果たしました。そして被災をされながらも熊本の被災者に多大なご支援をいただきました。県民を代表をして心から感謝を申し上げたい」などと、感謝の気持ちをコメントした。