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BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」

カーボンルーフを初採用。渋滞時の先行車追従走行もサポート

2017年10月24日 受注開始(納車は2018年4月以降)

1703万円

BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 6代目となる新型「M5」
6代目となる新型「M5」

 ビー・エム・ダブリューは10月24日、6代目となる新型スポーツセダン「M5」の受注を開始した。納車は2018年4月以降の予定。価格は1703万円で、ステアリング位置は左右どちらも用意する。

BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 新型M5
BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 新型M5
BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 新型M5
BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 新型M5
BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 新型M5
BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 新型M5
新型M5
BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 最高出力441kW(600PS)/5600-6700rpm、最大トルク750Nm/1800-5600rpmを発生するV型8気筒4.4リッターツインパワーターボエンジン
最高出力441kW(600PS)/5600-6700rpm、最大トルク750Nm/1800-5600rpmを発生するV型8気筒4.4リッターツインパワーターボエンジン

 新型M5では、新開発したターボチャージャーの採用によって最大トルクを70Nm高めたV型8気筒4.4リッターツインパワーターボエンジンを搭載。トランスミッションシフトチェンジ時間を大幅に短縮した新型ドライブロジック付き8速AT「8速Mステップトロニック・トランスミッション」を組み合わせ、駆動方式にはさまざまな路面状況で最大限のトラクション性能をサポートするM専用4輪駆動システム「M xDrive」を採用。最高出力441kW(600PS)/5600-6700rpm、最大トルク750Nm/1800-5600rpmのエンジンスペックを最大限に生かしたサーキット走行などが可能となっており、0-100km/h加速は3.4秒を実現している。

 パワートレーンはドライバーの好みや状況などに応じて多彩な設定変更が可能となっており、エンジン特性はベースとなる基本設定のほか、「Sport(スポーツ)」「Sport Plus(スポーツ・プラス)」に変更することでアクセルペダルの操作に対する反応を段階的に早めることができる。

 8速Mステップトロニック・トランスミッションも「ドライブロジック選択スイッチ」を使ってシフト特性を3段階から選択可能。効率的な走りをサポートする「モード1」、シフト時間を短縮して俊敏な走りを実現する「モード2」、エンジンがリミットに達したときの強制シフトアップも行なわず、複数のギヤを飛び越えたシフトダウンも受け付ける「モード3」を用意している。

 M xDriveでは前後タイヤの駆動力配分に加え、車両の安定性をサポートするDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)の特性変更も実施。Mモデル特有の俊敏性を十分に発揮させる「DSC ON・4WDモード」を基本設定に、リアアクスルへの駆動トルク配分を増加してリアタイヤのスリップ許容量を高める「Mダイナミック・モード」や、DSCをOFFにしたときに選択可能な「4WDモード」「4WD Sportモード」「2WDモード」を設定する。

BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 新型M5の走行イメージ
BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 新型M5の走行イメージ
BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 新型M5の走行イメージ
新型M5の走行イメージ

 ボディの外装ではスポーティな存在感を印象付けるデザインが与えられたほか、歴代モデルで初めてカーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)素材をルーフに採用。筋肉質なパターンを浮かび上がらせることで力強さのアピールと強度向上を合わせ持つアルミニウム製ボンネットと合わせてボディの軽量化を行ない、フロントのエアインテークでも存在感のある形状と同時にパワーユニットの冷却効率の向上を狙うなど、デザイン性と機能性を両立させている。

BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 フロントバンパーの大型エアインテークはエンジンルームに加え、ブレーキの冷却用エアの取り込み口としても機能。アルミ製ボンネットに与えられたラインは筋肉質なイメージを表現しつつ、ボンネットの強度を高める効果を持つ
BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 フロントバンパーの大型エアインテークはエンジンルームに加え、ブレーキの冷却用エアの取り込み口としても機能。アルミ製ボンネットに与えられたラインは筋肉質なイメージを表現しつつ、ボンネットの強度を高める効果を持つ
フロントバンパーの大型エアインテークはエンジンルームに加え、ブレーキの冷却用エアの取り込み口としても機能。アルミ製ボンネットに与えられたラインは筋肉質なイメージを表現しつつ、ボンネットの強度を高める効果を持つ
BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 リアバンパーのディフューザーのデザインを刷新
リアバンパーのディフューザーのデザインを刷新

 このほかに新しいM5は、5シリーズ同様にルームミラーに内蔵するステレオカメラ、フロント3基、リア2基のミリ波レーダーセンサーを採用。ステアリングに操舵力を加えることで高速走行中に車線中央付近を走行しやすいようサポートし、渋滞時には先行車追従走行をサポートする「ステアリング&レーン・コントロール・アシスト」、隣接する車線を走る車両が自車が走行中の車線に入ってきたとき、側面衝突の危険性が高まった場合にステアリング操作に介入して衝突を回避する「アクティブ・サイド・コリジョン・プロテクション」、走行中の車線から自車が逸脱しそうな場合にステアリングを振動させてドライバーに警告し、注意喚起後にそのまま車線を越えた場合はステアリング操作に介入して車線復帰をサポートする「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」など、「部分自動運転」を可能とする多彩な運転支援システムを用意している。

BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 新型M5のインテリア
BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 新型M5のインテリア
新型M5のインテリア
BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 要所にレッドの差し色が使われている
BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」 要所にレッドの差し色が使われている
要所にレッドの差し色が使われている
BMW、600PS/750NmのV8ツインパワーターボ+4WDで0-100km/h加速3.4秒の新型「M5」