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D-SPORT、コペン(LA400K)などの「KF-VET」型エンジンをパワーアップする「パワードライブ(PIVOTコラボモデル)」

車両の個体差やチューニングレベルで圧力センサー信号を9段階調整

2018年2月 発売

3万8000円(税別)

「パワードライブ(PIVOTコラボモデル)」の装着イメージ

 ダイハツ車のカスタマイズパーツを展開するD-SPORTは、ダイハツ工業の軽自動車に採用されている「KF-VET」型エンジンに対応するサブコンピューター「パワードライブ(PIVOTコラボモデル)」(品番:89561-E240)を2018年2月に発売する。価格は3万8000円(税別)。

 ダイハツの「コペン」(LA400K)、「キャスト」(LA250S/LA260S)、「ムーヴ」(LA150S/LA160S)、「タント」(LA600S/LA610S)に対応するこの新製品では、商品名にも入っているように電子制御パーツメーカーの「PIVOT」と共同開発を実施。KF-VET型エンジンに対して最適なパワーアップを実現するサブコンになっているという。

 装着は配線などに加工の必要がなく、配線トラブルが起きにくいカプラーオンを採用。さらに二重耐水構造の基盤、結露防止の排水構造によってショートや腐食を防止する。これに加え、製品故障などのトラブルが起きたときは自動的にノーマル状態になり、走行に支障を与えないよう回避する安全設計が与えられている。

 セッティングは車両の個体差やチューニングレベルなどに応じて圧力センサーの信号を9段階(推奨:レベル7)に調整可能。D-SPORTのデモカーであるコペンを使用したテストでは、エンジンの最高出力が64PSから76PSに向上。さらに0-100km/h加速も16.8秒から14.6秒に短縮される効果を実測している。

パワードライブ(PIVOTコラボモデル)はカプラーオンで装着でき、二重耐水構造の基盤、結露防止の排水構造などによってショートや腐食を防止
D-SPORTのデモカーであるコペンを使用したテストでは、エンジンの最高出力が64PSから76PSに向上。0-100km/h加速は16.8秒から14.6秒に短縮される効果を実測した