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レクサス、次世代フラグシップ・クロスオーバーを示す「LF-1 Limitless」世界初公開

従来のガソリンエンジンやHVに加え、PHV、EV、FCVを含めたパワートレーンの搭載を想定

2018年1月15日(現地時間) 発表

クロスオーバーのコンセプトカー「LF-1 Limitless」

 レクサス(トヨタ自動車)は1月15日(現地時間)、クロスオーバーのコンセプトカー「LF-1 Limitless」を、米国デトロイトで開催されているデトロイトモーターショー(2018年1月14日~1月28日)で世界初公開した。

 LF-1 Limitlessのボディサイズは5014×1986×1605mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2974mmで、レクサスの新しいラグジュアリーの方向性を表現したフラグシップ・クロスオーバーとの位置づけ。

 LF-1 Limitlessは、米国・南カリフォルニアに拠点を置くCalty Design Research, Inc.がデザインを担当。次世代デザインの可能性を示すとともに、自動運転技術を搭載するコンセプトカーとした。エクステリアでは長いノーズと後方に構えたキャビンや、クロスオーバースタイルでありながら重心を低く感じさせるボディにより力強いプロポーションを実現。ワイドなスタンスと力強いスピンドルグリルを立体的に表現したほか、ヘッドライトはフロントの立体的な造形に一体化するように進化させたという。

 インテリアでは、前席にドライバーのジェスチャーを検知することで操作を行なうモーションコントローラーや直感的なディスプレイ表示などを採用するとともに、ステアリング上にパーキングやリバースなどを含めたシフト操作を集約。後席にはリアシートエンターテインメントシステムや快適機能などを一括して操作できるマルチオペレーションパネルを備えた。加えてナビゲーションに時間の概念を導入し、車両や交通の状況に応じた判断によって休憩やレストランの提案、ホテルの予約などを可能にする4Dナビゲーションシステムを搭載したという。

LF-1 Limitless

 また、2025年ごろまでにグローバルに展開する全てのレクサスモデルを電動専用車、電動グレード設定車とすることを見据え、LF-1 Limitlessでは従来のガソリンエンジンやHV(ハイブリッド)に加えて、PHV(プラグインハイブリッド)、EV(電気自動車)やFCV(燃料電池車)を含めたパワートレーンの搭載を想定する。

Lexus LF-1 Limitless
LF-1 Limitless
LF-1 Limitless
LF-1 Limitless
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