2017 デトロイトショー

レクサス、自動操舵で衝突回避支援するフラグシップセダン新型「LS」世界初公開

車両への追突、対歩行者、交差点(出会い頭衝突)などに対応

2017年1月9日(現地時間) 発表

フラグシップセダンの新型「LS」をデトロイトショーで世界初公開した

 レクサス(トヨタ自動車)は1月9日(現地時間)、米デトロイトで開催されている「デトロイトショー」で、フラグシップセダンの新型「LS」を世界初披露。5代目となる新型LSは、世界初となる自動操舵で衝突回避支援するプリクラッシュセーフティを採用するなど安全性能を高めた。

 新型LSは、車両への追突、対歩行者、走路逸脱、交差点(出会い頭衝突)という、深刻な事故につながる4つの事故形態をカバーする、最先端の予防安全パッケージを初搭載。

 世界初採用となる自動操舵で衝突回避支援するプリクラッシュセーフティは、進行方向に歩行者が飛び出してきた場合に、自動ブレーキだけでは回避できないとシステムが判断すると、車線内の回避スペースを見つけて自動的に操舵制御し、歩行者との衝突回避を支援する。

 そのほか、新開発「GA-Lプラットフォーム」により実現した流麗なクーペシルエット、運転に集中できるコクピットとゆとりある後席空間を融合したインテリアが特徴としている。

 ボディサイズは5235×1900×1450mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースが3125mm、タイヤ&ホイールは19または20インチ。最高出力310kW(421PS)/5200~6000rpm、最大トルク600Nm(61kgm)/1600~4800rpmを発生する新開発V型6気筒 3.5リッターツインターボエンジン搭載して、トランスミッションは10速ATを組み合わせる。

フラグシップセダン新型「LS」
New LEXUS LS
新型「LS」

編集部:佐久間 秀