ニュース

パガーニ、東京都千代田区に東京ショールームオープン。「ウアイラ・ロードスター」展示中

メルセデスAMG製V12 6.0リッターエンジンは764HP/1100Nm発生

2018年1月14日 オープン

1月14日にオープンした正規ディーラー「パガーニ・東京ショールーム」

 パガーニ ジャパンは1月14日、正規ディーラー「パガーニ・東京ショールーム」(東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワーアネックス棟 1F)をオープンした。

 東京ショールームはパガーニのCIに準じ、店内はモデナの街並みを再現。その店内には2017年のジュネーブモーターショーで公開された「ウアイラ・ロードスター」が展示されている。

 ウアイラ・ロードスターは、オープンモデルでありながらクーペバージョンよりも軽くなった「市販車としては初めての車両」としており、車両重量は1280kg。ルーフは透明なガラス製のハードトップ(車内保管不可)とともに、備え付けのソフトカバーも標準装備する。

ウアイラ・ロードスター

 パワートレーンには、メルセデスAMGがパガーニのために開発したというV型12気筒6.0リッターツインターボエンジンに電子制御ディファレンシャルを搭載した7速AMTを組み合わせ、最高出力562kW(764HP)/6200rpm、最大トルク1100Nm/4000rpmを発生。トランスミッションは後部中央に縦置きされ、後輪を駆動する。

 また、排気システムはF1や耐久用レーシングカーの排気システムの開発に携わってきたMHG Fahzeugtechnickとパガーニの共同開発によるもので、ロードスター特有のエンジン音を生み出すために背圧を低減するようにセッティングされているという。

 足まわりには「HiForg」と呼ばれる航空業界で使われているアルミニウム合金を使用するほか、ブレーキはブレンボ製(フロント6ピストン、リア4ピストン)を採用。タイヤはピレリ「P Zero Corsa」を選択している。

ウアイラ・ロードスターはメルセデスAMGがパガーニのために開発したというV型12気筒6.0リッターツインターボエンジン、7速AMTを搭載