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スズキ、車輪速センサーの不具合で「ワゴンR」など7車種をリコール。計12万6171台

対象車の製作期間は2008年1月9日~2010年11月2日

2018年1月18日 発表

制動装置のリア車輪速センサーの不具合で「ワゴンR」など計12万6171台をリコール

 スズキは1月18日、制動装置のリア車輪速センサーに不具合があるとして「アルト」「アルト ラパン」「ワゴンR」「パレット」、日産自動車にOEM供給する「ルークス」、マツダにOEM供給する「キャロル」「AZ-ワゴン」の7車種、計12万6171台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車の製作期間は2008年1月9日~2010年11月2日。

 不具合は、4輪駆動車のリア車輪速センサーにおいて、センサーの樹脂材質が不適切なため樹脂が吸水することがある。そのためセンサー内部の電子部品がショートし、センサーが異常な信号を出力して、ABS警告灯が点灯して機能が停止、または速度計が作動しなくなるおそれがある。不具合の件数は614件、事故は発生していない。

 改善対策として、全車両のリア車輪速センサーの識別番号を確認し、対策前品が装着されていた場合は対策品と交換する。

国土交通省の発表資料