ニュース
TOYOTA GAZOO Racing、レクサス「LC」で参戦するニュル24時間レースをYouTube Liveなどで生中継
決勝レースの模様を「J SPORTS」「YouTube Live」で
2018年5月7日 13:13
- 2018年5月10日~13日(現地時間)開催
- YouTube Live配信:5月12日22時~13日23時30分(日本時間)
- J SPORTS番組「part1 START」:5月12日22時~13日5時(日本時間)
- J SPORTS番組「part2 FINISH」:5月13日17時~23時30分(日本時間)
TOYOTA GAZOO Racingは、5月10日~13日(現地時間)に開催される「第46回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」に新規車両のレクサス「LC」で参戦する。決勝レースはスポーツTV局「J SPORTS」と、TOYOTA GAZOO Racing公式サイト内のYouTube Liveで配信される。
ニュルブルクリンク24時間耐久レースは、1周25km、高低差300m、約200のコーナーを持つコースを24時間走り続けるレースで、同チームは「人を鍛え、クルマを鍛える」ことを目的に2007年から継続参戦している。
2017年はレクサス「RC」1台で参戦して、2016年のリタイアの雪辱を果たすべくチーム一丸となり完走、「SP-3T」クラス2位という結果を残した。2018年は新規車両「LC」で参戦。2017年末から国内で走行テストを重ね、クルマとドライバーの声を聴きながら、課題の潰し込みを実施したという。
参戦車両となるLCのゼッケン番号は56で、参戦クラスはSP-Pro。搭載エンジンは「2UR-GSE改」、駆動方式は2WD(FR)。タイヤはブリヂストンを装着する。また、将来の市販車に活かすための先行技術として、ボディ技術開発(軽量化、高剛性化)、ドライバー支援技術(視認性向上等)、空力開発、エンジン開発(フリクション低減によるパワーアップ、燃費向上等)、サスペンション技術(軽量化、高剛性化、高応答化)が投入される。
ドライバーは、土屋武士選手、松井孝允選手、蒲生尚弥選手、中山雄一選手。トヨタ自動車社員の関谷利之氏がチーフメカニック、緒方和良氏がエンジニアリーダーとなる。
チーフドライバーの土屋選手は「国内でテストを重ね、ニュルブルクリンクでも前哨戦2レースをトラブルなく走りきり、ここまでは順調に来ていますが、一方、走る度にニュルはそんなに甘くないということも痛感しています。まだまだ課題はたくさんありますが、1つひとつ課題をクリアしていく度に、どんどんクルマが自分たちのフィーリングに馴染んできました。本戦の24時間レースでも、もっともっとクルマと分かり合えるように、たくさん会話をしていきたいと思います。24時間本戦に向けて、しっかりと準備を整え、みんなで心ひとつに頑張ります」とコメント。
チーフメカニックの関谷氏は「国内でもテストを重ねてニュルにやってきましたが、ニュルで安全に走行するには、すべての面でクルマがよくなければ通用しません。新規車両のLCでの参戦は、やはり厳しいですが、ニュルを走ることで、少しずつ改善を実感しています。しっかりクルマの訴えとドライバーの声を聴いて、もっとよいクルマにしていきます。ニュル本戦では、もっと沢山の事が起きると思いますが、まだまだ伸びしろがあります。残り限られた時間ですが、必ず課題は克服できると信じ、本戦までクルマも人ももっと鍛えて、自信を持ってスタートします。応援よろしくお願いします」とコメント。
エンジニアリーダーの緒方氏は「実際にニュルを走行すると、思いがけないトラブルも起きましたが、柔軟に対応しつつ、メカニック、エンジニアとも全力を尽くしてきました。クルマの性能が、日々進歩していることを実感しています。24時間本戦を必ず完走すべく、全力を尽くしていきます」とコメントしている。
なお、ニュルブルクリンク24時間耐久レースの決勝レースは、スポーツTV局「J SPORTS」で放送されるとともに、TOYOTA GAZOO Racing公式サイト内において「YouTube Live」でJ SPORTS番組の同時配信に、公式映像を交えたオリジナル映像を加えた約25時間のフルタイム配信が行なわれる。
J SPORTS番組
「part1 START」:5月12日22時~13日5時(日本時間)
「part2 FINISH」:5月13日17時~23時30分(日本時間)