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【インディ500 2018】インディアナポリス空港に着いたときから、佐藤琢磨選手の優勝を実感できる2018年のインディ500

前年優勝者を最大限にリスペクト

2018年5月27日(現地時間) 決勝開催

インディアナポリス空港のロビー。インディ500が前面に押し出されている。中央の「ndy」は、人が横に立つと「Indy」となる

 2017年の第101回大会を日本人の佐藤琢磨選手が優勝したインディ500。その第102回目の大会が2018年5月27日(現地時間)に米国インディアナ州「インディアナポリス・モータースピードウェイ」で決勝開催を迎える。

 このインディ500は、世界三大モータースポーツの1つといわれているように、歴史と伝統を誇り、決勝日の観客は約30万人以上を記録するころもあるビッグイベント。インディ500の優勝者は特別な存在として歴史に刻まれ、佐藤琢磨選手は優勝後、アメリカにおいてさまざまなイベントに出席。ニューヨークのNASDAQ証券取引所で始業の鐘を鳴らすなど、インディウィナーならではの仕事も増えていた。

 そして2018年のインディ500が今週末開催されるのだが、歴史あるイベントだけあって前年度の優勝者は最大限のリスペクトをもって迎えられている。

 前年度の優勝者である佐藤琢磨選手の掲示は、インディアナポリス・モータースピードウェイへの窓口であるインディアナポリス空港から始まり、モータースピードウェイ近くの道路には佐藤琢磨選手が描かれた旗を掲示。モータースピードウェイのゲートも、佐藤琢磨選手で彩られる。

インディアナポリス空港内には、そこかしこに前年度の優勝者である佐藤琢磨選手の写真を見かける
クラシックなインディカーの展示
その横のパンフレットは佐藤琢磨選手が表紙
デルタ航空は、インディアナポリス空港とパリのシャルル・ド・ゴール空港の直行便をインディカーを使ってアピールしていた
インディアナポリス空港ロビーのオフィシャルショップ
佐藤琢磨選手の優勝車のカーモデルも販売中
空港ロビーに展示されていたインディカーには……
各選手のサインが書かれていた
マシンの背後には佐藤琢磨選手。そして「THIS IS MAY.」

 モータースピードウェイの象徴ともなっているコントロールタワー「パゴダ」の壁面にも佐藤琢磨が描かれているが、こちらにはモータースピードウェイで行なわれたレッドブル・エアレース最終戦を制して年間チャンピオンを獲得した室屋義秀選手も仲よく描かれていた。ちなみに、室屋選手の出場するレッドブル・エアレース第3戦千葉も今週末の開催だ。

モータースピードウェイのメインゲート
南のゲートには佐藤琢磨選手。そして「THIS IS MAY.」
コントロールタワー「パゴダ」
パゴダの外壁には佐藤琢磨選手
そしてこちらは室屋義秀選手
佐藤琢磨選手は30号車。こちらがそのガレージ
ガレージ前には各種カバー類が
こちらは琢磨選手のチームのサービスカート

 第102回 インディ500のスタートは、現地時間で5月27日12時ごろ。日本時間では5月28日1時ごろ。つまり27日の深夜となる。テレビ放送は、GAORAが生放送を予定しており、5月27日深夜から開始。詳細はGAORAのWebサイトを参照のこと。

佐藤琢磨選手の予選の順位は16位
6列目からのスタートとなる