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日産、「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ 2018 シリーズ」最上位の日産ドライバーを日本へ招待
「GTアカデミー」10周年。欧州で「日産 GT スポーツカップ」開催
2018年6月19日 19:52
- 2018年6月19日 発表
日産自動車は6月19日、FIA(国際自動車連盟)認定を受けたオンラインeスポーツレース「FIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップ」で、最上位の結果を出した日産ドライバーを日本に招待すると発表した。
FIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップは、ソニーのプレイステーションとFIAとのパートナーシップにより、PS4専用ゲームソフト「グランツーリスモSPORT」上で行なわれる史上初の大会。
同大会に日産とドライバー契約を結んで参加し、最上位となった日産ドライバーは、日本の富士スピードウェイで開催されるニスモフェスティバルやグランツーリスモを開発したポリフォニー・デジタルの本社に招待される。
また、FIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップで日産車を選択した欧州のプレイヤーについては、自動的に「日産 GT スポーツカップ」にも参戦することになり、日産 GT スポーツカップの勝者も日本に招待される。
日産 GT スポーツカップでは、6~8月のFIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップでトップの成績を収めたドライバーが、英国シルバーストーン・サーキットで行なわれる日産トレーニングキャンプに参加。GTアカデミーを卒業したメンターから実世界でのドライビングスキルを学ぶことができる。
また、6~8月の大会で各月の上位12位に入ったドライバーは、9月にスペインのバルセロナで開催されるブランパン GTシリーズ・エンデュアランスカップ決勝戦の会場に集められる。会場に集められた計36名のプレイヤーに加えて、会場のバルセロナ・カタルーニャ・サーキットで新たに出場権を与えられた12名のプレイヤーが日産 GT スポーツカップに参戦して勝敗を競う。
これらのプログラムは、ゲーマーたちが本当の日産レーシングドライバーになるチャンスの獲得に向けて競うプログラム「GTアカデミー by 日産×プレイステーション」の開始から10年目にあたり実施されることになった。GTアカデミーではこれまでに、バルセロナで開催されるブランパン GTシリーズ2018に参戦するルーカス・オルドネス選手とリカルド・サンチェス選手を含め、22名の勝者が本物のレーシングライバーになっている。
日産のグローバル・モータースポーツ・ディレクター マイケル・カルカモ氏は「日産は、GTアカデミーを通してゲームの中のレーシングコースでしか競ったことがないドライバーでも、世界最速のドライバーなれることを証明しました。ソファから抜け出してコックピットに入った彼らは、どのようにすればレーシングドライバーとして成功できるかという従来の常識を覆しました。大会のレベルは非常に高く、私たちはオンラインレースをリアルなレースの代わりとして考えているだけではありません。大会がFIA公認のチャンピオンシップとして注目されるのは素晴らしい機会ですし、日産車で競う世界最高のゲーマーたちに出会えることを楽しみにしています」と述べている。