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トヨタ、「プリウス」「プリウスPHV」「C-HR」計55万3870台をリコール。電気配線の不具合で車両火災のおそれ

製作期間は2015年10月26日~2018年5月16日

2018年9月5日 発表

「プリウス」「プリウスPHV」「C-HR」の3モデル計55万3870台をリコール

 トヨタ自動車は9月5日、車両火災のおそれがあるとして「プリウス」「プリウスPHV」「C-HR」の3モデル計55万3870台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の製作期間は2015年10月26日~2018年5月16日。不具合件数は1件、部分損傷1件が発生している。

 不具合は、エンジンルーム内の電気配線について組付ばらつきの検討が不足していたため、当該配線が保護カバーのない箇所で周辺部品と干渉しているものがある。そのため、走行時の振動により当該配線の被覆が損傷して、配線同士が短絡、発熱し、焼損することがあり、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。

 改善対策として、全車両、当該配線を点検して被覆に損傷がないものは保護材を追加。また、被覆が損傷しているものは保護材を追加した新品と交換する。

国土交通省の発表資料