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国交省、「2017年の燃費のよい乗用車ベスト10」発表。最も燃費のよいクルマは「プリウス」
軽自動車部門は「アルト」「キャロル」が最高燃費
2018年3月20日 17:05
- 2018年3月20日 発表
国土交通省は3月20日、「2017年の燃費のよい乗用車ベスト10」を発表。2017年末時点で販売されている乗用車が対象となり、最も燃費のよい乗用車は普通・小型自動車ではトヨタ自動車「プリウス」、軽自動車ではスズキ「アルト」とマツダ「キャロル」となった。
2017年の燃費のよい乗用車ベスト10
・普通・小型自動車部門
順位:メーカー「モデル」/JC08モード燃費値
1:トヨタ「プリウス」/40.8km/L
2:トヨタ「アクア」/38.0km/L
3:日産「ノート」/37.2km/L
3:ホンダ「フィット」/37.2km/L
5:ホンダ「GRACE(グレイス)」/34.8km/L
6:トヨタ「ヴィッツ」/34.4km/L
6:トヨタ「カローラ アクシオ」/34.4km/L
6:トヨタ「カローラ フィールダー」/34.4km/L
6:ホンダ「SHUTTLE(シャトル)」/34.4km/L
10:トヨタ「カムリ」/33.4km/L
・軽自動車部門
順位:メーカー「モデル」/JC08モード燃費値
1:スズキ「アルト」/37.0km/L
1:マツダ「キャロル」/37.0km/L
3:スズキ「アルト ラパン」/35.6km/L
4:ダイハツ「ミラ イース」/35.2km/L
4:トヨタ「ピクシス エポック」/35.2km/L
4:スバル「プレオ プラス」/35.2km/L
7:スズキ「ワゴンR」/33.4km/L
7:マツダ「フレア」/33.4km/L
9:スズキ「ハスラー」/32.0km/L
9:マツダ「フレア クロスオーバー」/32.0km/L
また、「平成32年度燃費基準」の達成レベルが最も高い乗用車については、普通・小型自動車では達成率205%の「プリウス」、軽自動車では達成率150%のアルト及びキャロルとなった。
同省では、自動車ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するため、毎年、燃費のよい乗用車のベスト10とともに、自動車の燃費性能を評価した「自動車燃費一覧」を公表している。
2017年末時点で新車として販売されている自動車の燃費性能等については、メーカー別・車種別に取りまとめて、Webサイトで掲載している。
なお、2016年度に販売された乗用車の平均燃費は21.9km/Lとなり、2015年度から約1.3%向上したとしている。