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国交省、公道走行カートに視認性向上対策やシートベルト設置を義務化

2020年4月1日より座席ベルトの装備義務化など、道路運送車両の保安基準の一部を改正

2018年4月27日 発表

2021年4月1日から、新車に対しては、3点式座席ベルトの装備、頭部後傾抑止装置の装備、かじ取衝撃吸収構造の義務化、回転部分の突出の禁止などが適用される

 国土交通省は4月27日、公道を走行するカートの安全確保のために、3輪または4輪の原動機付自転車に適用される道路運送車両の保安基準等を改正した。2020年4月1日より、新車、使用過程車ともに、被視認性向上部品の設置、夜間被視認性向上灯火器、2点式または3点式座席ベルトの装備が義務化される。

 さらに2021年4月1日からは、新車に対して3点式座席ベルトの装備、頭部後傾抑止装置の装備、かじ取衝撃吸収構造の義務化、回転部分の突出の禁止が適用される。

 今回の改正は、公道を走行するカートについては、外国人観光客を中心とした運転者による利用が増加しており、それに伴い都内をはじめ複数の事故が発生していることを受けたもの。