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国交省が「燃費のよい乗用車ベスト10」発表。全体のトップは40.8km/Lのトヨタ「プリウス」

軽自動車部門トップはスズキ「アルト」とマツダ「キャロル」

2017年3月29日 発表

2016年末時点で販売されている乗用車の「燃費ベスト10」で、JC08モード燃費40.8km/Lのトヨタ自動車「プリウス」がトップに

 国土交通省は3月29日、2016年末時点で販売されている乗用車の「燃費ベスト10」を発表。最も燃費(JC08モード燃費値)のよい乗用車は、普通・小型自動車では40.8km/Lのトヨタ自動車「プリウス」、軽自動車は37.0km/Lのスズキ「アルト」とマツダ「キャロル」だった。

普通・小型自動車のベスト10

 普通・小型自動車のベスト10位はいずれもガソリンハイブリッドモデルとなり、メーカーではトヨタ、日産自動車、本田技研工業、スズキがランキング入りした。

1位:トヨタ「プリウス」/40.8km/L
2位:日産「ノート」/37.2km/L
3位:トヨタ「アクア」/37.0km/L
4位:ホンダ「フィット」/36.4km/L
5位:ホンダ「グレイス」/34.4km/L
6位:ホンダ「シャトル」/34.0km/L
7位:トヨタ「カローラ アクシオ」/33.8km/L
7位:トヨタ「カローラ フィールダー」/33.8km/L
9位:スズキ「ソリオ」/32.0km/L
10位:ホンダ「アコード」/31.6km/L

軽自動車のベスト10
軽自動車の燃費トップはスズキ「アルト」とそのOEMモデルのマツダ「キャロル」(写真はアルト)

 軽自動車のベスト10位は上位5台がガソリンモデルで、6位以下がガソリンハイブリッドモデル。メーカーでは、スズキ、マツダ、ダイハツ工業、トヨタがランキング入りした。

1位:スズキ「アルト」/37.0km/L
1位:マツダ「キャロル」/37.0km/L
3位:スズキ「アルト ラパン」/35.6km/L
4位:ダイハツ「ミラ イース」/35.2km/L
4位:トヨタ「ピクシス エポック」/35.2km/L
6位:スズキ「ワゴンR」/33.0km/L
6位:マツダ「フレア」/33.0km/L
8位:スズキ「ハスラー」/32.0km/L
8位:マツダ「フレア クロスオーバー」/32.0km/L
8位:スズキ「スペーシア」/32.0km/L
8位:マツダ「フレア ワゴン」/32.0km/L

国土交通省が公表した「燃費の良い乗用車ベスト10」

 そのほか、ハイブリッド車を除く普通・小型自動車ベスト10では、マツダ「デミオ」のディーゼルモデルがJC08モード燃費30.0km/Lでトップとなっている。

ハイブリッド自動車を除く普通・小型自動車ベスト10
平成27年度燃費基準達成・向上達成レベルベスト10
ガソリン乗用車の平均燃費値の推移
出荷台数比率と平均燃費値

 なお、「自動車燃費一覧」として2016年末時点で新車として販売されている自動車の燃費性能等について、メーカー別・車種別に取りまとめて同省のWebサイトで公開している。