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独ポルシェ、245PS/370Nmの新型「マカン」をパリモーターショーで欧州初公開

フロントデザインを変更し、3DデザインのフルLEDリアランプなど採用

2018年10月2日(現地時間)発表

新型コンパクトSUV「マカン」をヨーロッパ初公開

 独ポルシェAGは、フランス パリで10月2日~14日(プレスデー:10月2日~3日、一般公開日:10月4日~14日)に開催される「パリモーターショー 2018」で、新型コンパクトSUV「マカン」をヨーロッパ初公開する。

 新型マカンは、最高出力180kW(245PS)、最大トルク370Nmを発生し、進化した燃焼技術と微粒子燃料フィルターを採用する4気筒 2.0リッターターボエンジンを搭載。トランスミッションには7速PDKを組み合わせ、0-100km/h加速は6.7秒、最高速は225km/hとなる。駆動方式は4輪駆動で、新欧州サイクル(NEDC)に基づいた燃費は8.1L/100km。

 新しいシャシーを採用して快適性を向上させるとともに、優れた横方向のグリップを持つパフォーマンス指向の新開発タイヤを採用。ホイールは標準で18インチとなり、オプションで21インチも選択可能とした。

 エクステリアでは、よりワイドな印象を与えるフロントデザインにするとともに、新デザインを採用したLEDヘッドライト、3Dデザインの4灯式フルLEDリアランプを装備。ボディカラーには「マンバグリーン」「ドロマイトシルバーメタリック」「マイアミブルー」「クレヨン」の4色を新設定した。

新型マカン

 ポルシェコミュニケーションマネージメント(PCM)システムのタッチスクリーンは、これまでの7.1インチから10.9インチにサイズアップ。オンラインナビゲーションと携帯電話接続システム、2つのオーディオインターフェイス、ボイスコントロールを標準装備するほか、通信関連ではLTE通信モジュールとSIMカードリーダーを備えたポルシェコネクトプラス、WLANホットスポット、ポルシェコネクトサービスを備えた。

新型マカンのインテリア

 そのほかにも、911と同じ方式を採用した「GTスポーツステアリング」を含む「スポーツクロノパッケージ」や、レーンキープ機能を備えた新しい「トラフィックジャムアシスト」、微粒子空気フィルターを備えた「イオン空気洗浄機」などをオプションとして用意した。